1995年に公開されたジブリ映画「耳をすませば」は中学生の甘酸っぱい青春ストーリーが描かれていてどこか懐かしさを感じる作品ですよね。
この記事では、主人公・月島雫（つきしましずく）の母親が大学院に通っていた理由や何を勉強しているのかなどについてまとめてみました。
耳をすませば｜雫の母親とは？名前・年齢・職業
父｢耳をすませば というのか。ん、もしかして、太陽にほえろ！の山村刑事役の露口茂様がバロンの声をあててるあのアニメか。｣
母｢知ってんじゃない…｣
娘｢｣ pic.twitter.com/s4jj0SjqKB— くれにっくふゅーりー長官@ろーぐわん&し.ー.る.ど. ボバ、今まで興味無くてゴメンちゃい😌 (@SW19670811) March 17, 2018
月島朝子（つきしまあさこ）、43歳。
大学院の修士課程に通っている社会人学生です。
どんな性格をしている？
基本的にさっぱりしている性格であり、内に秘めた情熱や向上心がある印象です。
夫の靖也（せいや）と同様に一見放任主義のようにも見えますが、娘のやりたいことを尊重し、しっかりと見守っています。
40代で大学院に通うほど、自分が興味を持ったものに夢中になって探求するエネルギーを持っていて、また自分の意志を貫く強さを持っている方です。
勉強熱心なだけではなく、サイフを忘れて出かけることや更にサイフの置き場まで忘れてしまうなどうっかりしているところもあります。
休講の日はいつも朝寝坊がお決まりですが、雫の弁当だけはきちんと作るという母親としての一面は忘れません。覚えていなくてはいけないことはちゃんと覚えているのでしょう。
耳をすませば｜雫の母親が大学院に通っている理由
#同じ声優でキャラ二人晒せ
月島朝子（耳をすませば）
ドリー（ファインデングニモ&ファインデングドリー） pic.twitter.com/0UbWPhb3Yf— カンピロ (@kan_furry) September 27, 2016
まずびっくりしてしまうのが、専業主婦でもなく夫婦共働きでもなく、母親が大学院生という設定はなかなか見かけないですよね。
娘の雫たちの子育てが一段落したことをきっかけに自身の勉学を再開させたようです。
夫と娘たちの協力を得ながら、修士論文の作成と家事の両立に努めています。
大学卒業後に結婚して娘2人の子育てをしながらも、やはり心のどこかではずっと探求心や学問に向き合いたい気持ちは消えていなかったのかもしれませんね。
夫の靖也は図書館司書として働くほかに、本業は郷土史家なのでこちらも研究熱心な方だと伺えます。長年身近で見ているので少なからず影響は受けているでしょう。
「母親」という枠にとらわれず学問にとことん追求する姿はなんだかカッコいいなあと思います。
おそらく誰でも何歳からでも諦めなければ好きなことに挑戦できるというメッセージが隠されているのではないでしょうか。
そして自分の道を突き進むことを受け入れて理解してくれる家族も素敵だと感じました。
当時のことを考えてみると、女性は結婚したら家庭に入るべきという風潮が今よりもっと浸透していて、母親世代の方が大学院に進学するのは珍しいことだったように思います。
夢や憧れで終わらされることなく実際に行動に移すことができるたくましさから言わんばかりに強い意志が感じられます。
そんな時代でも朝子は人生を後悔しないために、自分の追求する学問のために大学院生になる選択をしたのではないでしょうか。
耳をすませば｜大学院では何を学んでいる？
#もっと声優に携わってほしいタレント#声優#吹替
室井滋さん
”ファインディング・ニモ”のドリーも素晴らしいが、私は なんといっても”耳をすませば”で主人公 雫の母を演じた時の、抑え目の演技が忘れられない。そのテンションでクリスティン・スコット・トーマスあたりを担当してもらいたい。 pic.twitter.com/OCRJ8dY2VT
— 滝番晟 (@takibansei7) March 13, 2018
残念ながら大学院では何を学んでいるのかについては、映画の中ではっきりと明言されていませんでした。
若かりし頃からずっと追いかけているものなのか、はたまたこれまでの人生を経て新たに見つけた興味のあるものなのかは定かではありません。
それが何なのかまでは分からなくとも、大学院に通ってまで追求したいほど突き動かされたものがあったのだと思います。
忙しい両親に代わり、家事を積極的にこなすしっかり者の雫の姉・汐（しほ）が母の資料整理を手伝ってあげていましたね。
汐自身も大学生なので家事と学業の両立の大変さが分かるからこそ、率先して手伝ってあげることが出来るうえに母の気持ちも汲み取れるのでしょう。
何を学ぶに関してもいつまでも向上心のある姿勢はとてもすばらしく見習いたいものです。
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まとめ：耳をすませばの母親について
「耳をすませば」の主人公・月島雫の母親である月島朝子は大学院に通う社会人学生でもあります。
大学院生であることはあまり詳しく映画の中で触れられていませんが、家事と両立して好きな学問に向き合っている姿に憧れる方もいるのではないでしょうか。
