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猫の恩返し|バロンの種類や本名を徹底調査!最後のセリフについても考察

ジブリ作品に登場してくる主要キャラクター「バロン」。

ジブリが好きな人ならこのキャラクターを見た瞬間、

「あれ、どこかで見たことあるな」

と思ったはずです。

実は、猫の恩返しに登場してくるバロンは他のジブリ作品でも登場していました。

そこでこちらではバロンの情報に迫りつつ、他のジブリ作品とのつながりについても考察していきたいと思います。

バロンのプロフィール!本名は?

『猫の恩返し』の作中ではバロンと呼ばれていますが、彼の正式な名称は

「フンベルト・フォン・ジッキンゲン」

という長い名前がついています。

 

年齢は不明。英国紳士を彷彿とさせる出立ちの男性です。

「人が持つ思いや願い、そういうものを込めて作られたものにはいつしか心が宿る」

こちらのセリフにあるように、バロンは実はドイツで作られた猫の人形なのです。

 

また、バロンはハルに対して

「フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵、私を作った人がそう名付けてくた」

と伝えています。

これはその前の会話でガーゴイルのトトが「珍しいな男爵、」と言ってハルが「男爵って?」と聞いたことに対して、本来の名前と爵位である男爵を付け加えました。

ちなみに作中ではトトのみがバロンのことを男爵と呼びました。

 

「男爵」とはいわゆる貴族のランクの1つで、日本におけるこのランクは上から公、侯、伯、子、男の5つとなり、英語で男爵はバロンと呼びます。

ハル「だからバロンね!」

普段は「猫の事務所」の所長を勤めています。

 

具体的になにをする場所なのかは作中では言われていませんが、冒頭で、

「あなたは猫の事務所をご存知ですか?もしあなたが、ちょっと不思議で、困ったことに出会ったら、そこを訪ねてみるといい。そこには…」

というナレーションがあり、いわゆる探偵事務所やなんでも屋のようなところかと思われます。

 

そんなバロンの性格はムタ曰く「キザ」。

しかし気取っている様子はなく、常に紳士的で優しく取り乱さず、容姿端麗と、まさに完璧なキャラクターです。

終盤には塔が崩れ絶体絶命な状況下でも、ムタといっしょにあぐらをかいて猫王たちを待っていました。いつでも冷静な対応ができる余裕のある大人な雰囲気が出ています。

 

そんなバロンですが、恋人である「ルイーゼ」の肖像画を事務所に大きく飾っています。

きっといつでも眺められるように目立つところに飾っているのでしょう。ルイーゼを心から愛していることがわかります。

作中屈指の人気キャラクターで、ハルだけでなく作品を観た多くの女性を虜にしたのではないでしょうか。

猫の恩返し|バロンの猫としての種類はなに?

ところで、バロンは猫の人形という設定ですが、どんな種類の猫なのか気になりませんか?

こちらはどうやら「アビシニアン」という猫がモデルになっているようです。

このアビシニアンという猫は端正な顔立ちと気品のある優雅な姿が印象的で、バロンのあの甘いルックスも非常に似ていると言えます。

 

また、目の色もグリーンとイエローを合わせたような美しい色をしており、目だけでなく毛色も明るめの茶色のような色で確かにバロンと似ている部分が見られます。

「かわいい」というより「かっこいい」という印象があり、バロンの見た目にも似ていることから、アビシニアンがモデルというのはとても有力な説と言えます。

猫の恩返し|バロンの最後のセリフ「しばしの別れ!」について考察

バロンの最後のセリフは

「もしハルが本当に私たちを必要としたなら、きっとまた猫の事務所の扉は開くだろう。その時までしばしの別れ!」

となっています。

まずは素直にこちらのセリフを見てみます。

 

前文の「もしハルが本当に私たちを必要としたなら」とありますが、これは、

「今回の冒険で自分の時間を取り戻し、成長することができた今のハルなら、私たちに頼る必要はない」

というエールにも捉えられます。

 

片思いの相手にはかわいい彼女がいて、ことあるごとにツイてない自分。周りに振り回されて自分の時間を生きることができない。

大好きな相手が別れたと聞いたとき、「つまり私にもチャンスが!」と以前のハルなら思っていたかもしれません。

しかし、そんなハルはもういません。自分の時間を取り戻したのです。周りに流されない自分に。

 

それでも、これから大人になっていく中できっと様々な壁にぶつかるだろうから、その時はまた私達が助ける、ということ。

また、「しばしの別れ」ということはそのまま解釈すると、「いつか再び出会う」ということでしょう。

 

もう自分たちを頼らなくてもいいくらい成長したと認めているなら、「何かあったら相談に来たまえ」や「私たちはいつもハルの味方だ」など、相手の気持ちを思いやるようなセリフになるのではないでしょうか。

 

つまり、あえて「別れ」を意識させたのは、

「人はだれしも成長の過程で必ず、そして何度も困難や苦難がやってくるから、そんな時も周りに流されず自分の時間、自分の夢や目的を見失わずに前に進め」

という非常に強いメッセージが含まれているからと考えられます。

 

「しばしの別れ!」もう一つの考察

ここまでは『猫の恩返し』というひとつの作品の中だけの考察になります。

しかしながら、猫の恩返しを語る上で欠かすことのできないもの、それは『耳をすませば』です。

なぜなら、猫の恩返しは耳をすませばの主人公であるしずくが原作を書いたという公式設定があるからです。

 

具体的には、耳をすませばの原作者の柊あおいさんが宮崎駿監督に頼まれて、猫の恩返しの原作となった『バロン 猫の男爵』という作品を作ったということです。

※ここからは筆者のいき過ぎた妄想かもしれません。

少し大人になったしずくが未完成だった作品を書き上げた物こそが猫の恩返しなのです。

 

なにより、耳をすませばを書いたのもしずくです。

確かに耳をすませばと猫の恩返しには多くの類似点があります。

  • ムタやムーンと呼ばれている名前の猫がいる。
  • ムタが主人公を物語のはじまりへ導く。
  • バロンがハルを抱えて階段を上がるシーンとしずくとせいじが自転車で坂を上るシーン。
  • 作品内のBGMに同じメロディーの箇所がある。
  • バロンのキザな性格とせいじも同じようにキザなそぶりを見せる場面がある。

    などです。

     

    しずくが自分の体験や経験を少なからず猫の恩返しに入れていると考えると、バロンの言動でもこういう意味だったのではと考察できる部分が2点あります。

    まず塔から落ちたシーンでバロンが「俺を信じろー!」と言っていました。

     

    作中、バロンが自分を俺と言ったのはこのシーンのみです。これでハルもハッとして冷静になれました。

    これは、あえてここにだけ俺という表現を使ったのはせいじが自分を俺と呼ぶからと考えます。

    一度だけ使うことでバロンがせいじのことだと印象付けられます。

     

    そうなると最後の「しばしの別れ!」も先ほどとはまた別の考察ができます。

    つまり、しずくとせいじの関係です。

     

    2人の外国間での大恋愛のさなかに猫の恩返しをしずくが執筆したのだとすると、最後のセリフも、

    「これから何度も壁にぶつかるかもしれないけれど、私にはあなたがいるから、必ず再会しよう。」

    というメッセージに聞こえてきませんか。

     

    また、これは余談ですが、猫の国と人間の国を結ぶ塔のてっぺんは本当ならどこに繋がっていたのでしょうか。

    きっとできるだけ見つかりにくい場所に入り口を作るだろうと考えて、2作品の繋がりを考えるとおそらく、しずくとせいじの大切なあの場所だったのではと推測しています。

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    まとめ:猫の恩返しのバロンについて

    • バロンというキャラクターの作り込まれた設定。
    • 『猫の恩返し』は『耳をすませば』のオマージュ要素がたくさんある。
    • 両作品をもう一度見ずにはいられない。

      猫の恩返しは過去のジブリ作品である耳をすませばとのつながりがあります。

      先に耳をすませばを視聴してから猫の恩返しを視聴するとよりストーリーの奥ゆかしさを感じることができますよ。

      ぜひ2つの作品はセットでお楽しみください。

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