スタジオジブリ長編アニメーション「ハウルの動く城」。
本作に登場する悪役「荒地の魔女」には、得体の知れない黒い人間の手下がいます。
それらは作中で、彼女の指示の元、ハウルやソフィーを追い回しましていました。
ここでは、その黒い人間の手下達について紹介します。
ハウルの動く城|黒い人間の名前と正体
むかしハウルの動く城といえば金髪ハウル一択だったんだけど、この前見たらゴム人間の方にときめいてしまったよね。高身長だもん仕方ないね。 pic.twitter.com/31R48P6b0m
— ふりあえ (@furiae451mk22) November 19, 2018
本作に登場する黒い人間は、ゴム人間と呼ばれています。
彼らはみんな荒地の魔女の支配下にあり、人間というより、荒地の魔女の魔法によって動いている傀儡人形という方が正しいかもしれないですね。
荒れ地の魔女が操っているゴム人間には、2種類のタイプがあります。
服を着ていないゴム人間と、服を着て正装したゴム人間です。
まず前者の服を着ていないゴム人間ですが、本作の序盤で、主人公であるハウルやソフィーを群れを成して追いかけていたゴム人間です。
ゴム人間の中では典型的な下っ端の位にいる存在のようです。そして後者の服を着て正装したゴム人間は、荒地の魔女の乗ったカゴを抱えて走っているゴム人間です。
荒地の魔女のすぐそばに仕えている事もあり、ゴム人間の中でも、上級の位に属していると考えられます。
上述したように、黒い人間は、ゴム人間という名前がつけられていますが、実際は魔法によって動いている傀儡人形でしかなく、実際には上級の正装ゴム人間でさえ全く人間扱いされていません。
それは、王宮前でサリマンの魔法によってゴム人間がふにゃふにゃになってしまった時、荒地の魔女が彼らを踏みつけていた事から、人間扱いされていない事がご理解いただけるかと思います。
また別にサリマンの部下にもゴム人間のような配下がいますが、彼らはオタマ人と呼ばれており、ゴム人間とは異なる種のようです。
魔法使いは、様々な種類の手下を持っているという事ですね。
ハウルの動く城|ゴム人間の能力
ジョッキーの目出し帽(防寒のやつ)、ハウルのゴム人間にしか見えないんよね pic.twitter.com/OhKYhKmerg
— natsumi (@ntmkuc) January 24, 2021
ゴム人間と呼ばれる所以とも言えますが、身体がゴムのように伸縮自在で、分裂、合体によって体の大小を変えることが可能です。
本作においても、ソフィーとハウルを追跡していたゴム人間達が、大勢すぎて壁に挟まった際に、人間では不可能な挟まり方をしていたのも確かです。
また、移動の際にも、身体を縮めて移動することができ、荒地の魔女は、ゴム人間をツボにしまって持ち運んでいました。
さらに、荒地の魔女はかなりの巨漢持ちでしたが、その魔女が乗ったカゴをゴム人間が2人で運んでいました。
服を着ている正装したゴム人間は、細身の体躯をしていましたが、2人がかりでも十分なパワーを持っている事が伺えます。
一方でサリマンの支配下にいるオタマ人は、空を飛べる能力を持っています。支配する魔法使いにより、手下に備わる能力が違うのですね。
ハウルの動く城|ゴム人間はしゃべる?
ハウルとソフィーを襲ったこの奇怪な生き物は「オタマ人」といいます。サリマン配下の魔法使いが変身した姿であり、ゴム人間の変種。オタマジャクシとトンボとトカゲを組み合わせたような見た目をしています。#ハウルの動く城 pic.twitter.com/1p5HCfEtPa
— キャッスル (@castle_gtm) April 2, 2021
ゴム人間はしゃべる事が出来ないと考えられます。
ハウルを追っている際に、狭い道でお互いに挟まっていました。
お互いにコミュニケーションを取る事ができれば、このような事もなく、数の利を生かし、もっと連携した動きが出来るかと思います。
しかし、そのような動きは無く、ただがむしゃらに猪突猛進していました。
荒地の魔女の魔法によって生かされているゴム人間ですが、彼女の魔法では会話をするという能力までは授ける事が出来ないという事ですね。
一方でオタマ人はお互いにコミュニケーションを取る事ができ、集団でハウルを狙っていました。
サリマンの魔法ではそこまでする事が可能なようです。
ハウルの世界では、魔法使いの力量は、手下を見る事で伺う事ができるという事ですね。
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まとめ:ハウルの動く城のゴム人間
黒い人間は、魔法によって支配されている存在であり、術者の強さによって備わる能力が違う事を紹介してきました。
ハウルの師匠であるサルマンは、羽を生やす事で飛行能力を持たせていました。
そのサルマンが、なんとしても引き込もうとした高レベルの魔法使いであるハウルが、ゴム人間のような手下を作った場合、どこまでの能力を備えられるのか気になりますね。