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約束のネバーランド|鬼がエマに要求したご褒美は何?過去のごほうび内容から考察!

約束のネバーランドの最大の謎、『“あの方”がエマに要求したごほうび』が一体何を指しているのか気になる約ネバファンも多いでしょう。

ストーリーの結末に直結するような内容だと予想されるので、最後まで明かさないでいようとする作者の意図が見られます。

この『ごほうび』が何なのか予想するのも約ネバの醍醐味でもありますよね。

過去、”あの方”が人間と鬼に要求した『ごほうび』を振り返れば、エマに要求したご褒美を推察できそうです。

こちらでは、約束のネバーランドのごほうびについて考察を広げていきます。

約束のネバーランド|鬼がエマにご褒美を要求したシーン

まず、鬼の姿をした”あの方”がエマにごほうびを要求したシーンを振り返ります。”あの方”は鬼社会のトップである王よりもさらに高い位置にいる存在。

世界のルールを作っているので鬼の神のような存在とも言えます。

“あの方”は『七つの壁』を超えた先に出会うことが可能で、エマはクヴィティダラで出会うことに成功しました。


引用:約束のネバーランド 単行本16巻

知性鬼の姿をしていますが、身体は小さいです。基本姿勢はあぐらをかいており、インドの神様ガネーシャを連想させますw

初対面で早々、エマは”あの方”に一つのお願いをしました。

エマ
エマ
食用児全員で人間の世界へ行きたい。それを最後に二世界間の行き来を完全に不可能にして。


引用:約束のネバーランド 単行本16巻

思い切ったお願いを”あの方”にするエマ。沈黙が続いた後、”あの方”は「ニイッ」とほくそ笑みます。実際、表情が分からないので笑っているのかは絵ではわかりませんが。

“あの方”はエマのお願いを叶えることを約束しましたが、お願いを叶える代わりに「ごほうび」を要求しました。

あの方
あの方
その望み叶えてあげる。じゃあぼくがほしい”ごほうび”はきみのー


引用:約束のネバーランド 単行本16巻

肝心のごほうびの内容の部分は隠されています。今後のストーリー展開の肝となる部分なのだと予想できます。

一体、エマの何をごほうびとして要求したのでしょうね。

また、このシーンからは”あの方”と約束を結ぶためにはルールを守らなければならないということが分かります。

約束のネバーランド|約束とごほうびのルール

“あの方”と約束を結ぶ時には3つのルールがあります。そのルールがこちら。

  1. “あの方”との約束は上書きできない
  2. “あの方”との約束は破ることができない
  3. “ごほうび”は絶対に断ってはいけない


    引用:約束のネバーランド 単行本16巻

    一度、約束したら修正することもできないですし、守らないといけません。また、”あの方”から要求されたごほうびは絶対に断ってはいけないのです。

    エマに要求された内容がどんなに無理難題で受け入れがたいものだったとしても、約束を交わした時点でエマに交渉権はないということになります。

    “あの方”と約束をするということは、一大決心が必要なのです。

    約束のネバーランド|過去のご褒美から特徴を分析

    “あの方”と約束をする時には、ごほうびがセットになってついてくることがルール。

    “あの方”は1000年前にも約束を交わしています。過去のごほうびの特徴を分析することによって、エマのごほうびを予想するてがかりになるはず。

    過去、”あの方”と約束を交わした人物がどんなごほうびを要求されたのか振り返ってみましょう。

    ”あの方”が1000年前に交わした約束

    1000年前、”あの方”と約束を結んだのは、ラートリー家の祖先であるユリウス(人間)とイヴェルク卿(鬼)。

    約束の内容は

    『人間は”鬼”を狩らない。だから鬼も”人間”を狩らない。お互い世界を棲み分けよう

    というものでした。

     

    長い歳月の間、人間と鬼はお互いを狩りあって、戦争のような状態を続けてきました。

    鬼が人間を狩るのは美味しい肉を食べるため、人間が鬼を狩るのは自分たちの命を守るために。

    しかし、長い争いにしびれを切らして戦争を止めようと思い、この契約に先に踏み切ったのは人間側のほうでした。

    両者の間で約束を交わせばいいのでは?と思いそうなものですが、わざわざ”あの方”を介していることから、契約を交わすためには”あの方”の仲裁が必要であることもうかがえますね。

    人間側に要求したご褒美

    “あの方”はユリウスに以下のように言いました。

    あの方
    あの方
    きみはいまから”もんばん”だ。”ちょうていやく”だよ。ふたつのせかいのへいわをたもつんだ。

    “あの方”がユリウス(人間側)に要求したごほうびは、『調停役』でした。

    鬼と人間の世界を完全にすみわけることで、見張り番が必要ということは理解できます。これで平和が保たれますからね。

    しかし、一つ疑問が残ります。

    お互いの平和がなぜ”あの方”にとって『ごほうび』になるのかということ。

    あくまで仮説ですが、”あの方”は実はもともと人間だったのではないでしょうか。鬼の姿をしていますが、もともと人間だったとしたら、人間側の平和を願うこともうなずけます。

    鬼側と結んだ約束とご褒美

    “あの方”はイヴェルク卿(鬼側)に

    あの方
    あの方
    そのとしにみのったいちばんいいにくをちょうだい

    と言いました。

    “あの方”が鬼側に要求したごほうびは『人間の肉』でした。それも最上級の人肉。

    これは、毎年最上級肉を”あの方”に献上しないといけないので、鬼側が最上級の人間の肉を食べれないことを意味します。

    鬼側としては歯がゆい要求だったでしょうね。

    “あの方”が最上級の人間の肉を要求した理由として、鬼社会のトップを維持するためだったと考えられないでしょうか。

    最上級の人肉を食べ続ければ、知性や形質を高水準で保つことができるので、今の地位を確保し続けられますからね。

    約束のネバーランド|鬼がエマに要求したご褒美は何?

    あくまで仮説ですが

    • ごほうびは”あの方”にメリットがあるもの
    • “あの方”は元々人間だった

      という前提で”あの方”がエマに要求したごほうびを推察していきたいと思います。

      エマに要求したご褒美:考察①エマの脳


      引用:約束のネバーランド 単行本16巻

      エマは超優秀なエリート人材です。

      つまり、エマの脳は鬼にとって超絶美味しい肉だということ。

      鬼の気持ちを考えると、ほっぺが落ちるほどの肉が目の前にあったら、要求しないほうがおかしいです。

      それに1000年前、イヴェルク卿に「その年に実った一番良い肉」を要求しているので、上質な人間の肉への欲求は大きいと見ることができます。

      エマに要求したご褒美:考察②エマの記憶

      “あの方”は非常に知性が高いことがうかがえます。なので限りなく人間に近い感情を持ち合わせているとも予想できますよね。

      人間にとって仲間や友達といった存在は幸せに生きていくために必要な要素です。

      “あの方”は長い間、孤独を味わってきたのではないでしょうか。

      だから、人間の楽しい思い出を欲していると考えることもできます。

      大好きな家族と過ごした記憶はエマにとってかけがえのない思い出。

      鬼はエマが過ごしてきた楽しい思い出を体験するためにエマの記憶をご褒美として要求してもおかしくありません。

      エマに要求したご褒美:考察③エマの身体

      もしかしたら、鬼の神は最初は人間だったのかもしれません。

      入れ替わってエマの代わりに鬼が人間の人生を歩んでいくことを望んでいれば、ありえる話です。

      同じように身体を要求されて今のような神の役割をしているのだとしたら、エマも鬼の神の役割を何百年も何千年もしていくことになりそうですね。

      まとめ

      • “あの方”との約束にはルールがあり、約束すると『ごほうび』が伴う
      • 1000年前、鬼と人間の世界を分けるといった約束を交わした
      • エマに要求したごほうびは、脳、記憶、身体のいずれかだと考察

        “あの方”との約束がこの物語の肝です。

        ぜひ、あなたの予想もコメント欄で聞かせてください^^

         

        最後まで読んでくださりありがとうございました!

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