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ハイキュー|小さな巨人がバレーをやめたのに日向ががっかりしなかったのはなぜ?

人気の名作『ハイキュー!!』は、主人公の日向が「小さな巨人」と呼ばれる人物に憧れてバレーボールを始め、烏野高校へ入学したという設定があります。

小さな巨人は回想シーンなどで現れることも多いですが、顔が影で隠れていることがほとんど。名前も途中まで明かされていませんでした。

こちらでは、ハイキュー!!のキーパーソンとも言える小さな巨人について掘り下げていきます。

ハイキュー!!|小さな巨人とは?名前・身長・顔

小さな巨人と呼ばれる男は、宇内天満(うだいてんま)という名前で21歳の大学生です。

日向が高校1年生で16歳だとすると5歳くらいの年齢差があることが分かります。

ポジションはウィングスパイカー

烏野高校は過去に一度だけ、春高バレーに出場したことがあり、宇内天満は当時のエーススパイカーでした。

 

 

「小さな巨人」という異名は、春高バレーの実況アナウンサーが付けたものだと思われます。

当時の身長は170cmそこそこでバレーボール選手としてはかなり小さいほう。でも日向(164cm)や西ノ谷(162cm)と比べたら、身長に恵まれています。

 

月島のお兄さんと在籍期間は被っていて、エースの座は宇内天満に奪われています。後に宇内天満は月島の兄さんに対して敬語で話していることが確認できるので、月島の兄さんのほうが先輩だったのでしょう。

また、日向の1学年先輩の田中のお姉さんも烏野高校出身ですが、宇内天満と在籍期間が被っています。同学年かどうかは分かりませんが。

 

作中では後ろ姿での登場ばかり(回想シーン)で、ショートの黒髪であることしか確認できません。

しかし2019年2月18日に発売されたジャンプでついに姿を表しました。それがこちら。

宇内天満は、烏野高校が春高の準々決勝にコマを進めたと聞いて、試合に見に来ていました。

この時、同窓生だった明光や冴子とも再会を果たします。

単発だった髪が肩に隠れるくらい伸びており、大学生やってんな~という風貌になっていました。

くせ毛はもともとの体質なのかもしれませんが、髪が伸びたせいで若干清潔感に欠ける感じはしますね。

ハイキュー!!|小さな巨人・宇内天満がバレーをやめた理由

小さな巨人と呼ばれた烏野高校の伝説の男・宇内天満は大学でもバレーを続けているのかと思いきや、きっぱりバレーを辞めています。

春高にも出場して、全国的にもちょっと有名にもなったのに、なんだかもったいない感じがしますよね。

なぜ、宇内天満はバレーボールをやめてしまったのでしょうか。

 

その理由は日向と初対面した時の会話で明らかになります。

日向
日向
巨人さんは今どこのチームですか!?大学?Vリーグですか!?調べても聞いてもわかんなくって!

宇内天満
宇内天満
俺もうバレーやってないんだ。他にやりたいことがあったし高校出てからはやってない。とくにお声がかかったりもしなかったしね。

他にやりたいことってなんだったのかすごく気になりますよね。

全国レベルの選手がバレーボールよりもやりたいことは一体なんだったのか。

 

それから大学から声もかかっていないというのも意外ですよね。やはりバレーボールはある程度身長がないと厳しい世界なのかもしれませんね。

宇内天満の進路選択を描写したハイキュー!!はバレー漫画でありながらもバレー以外の道は多数であることをメッセージとして伝わってきます。

ハイキュー!!|小さな巨人がバレーをやめてもがっかりしなかった日向

宇内天満が大学に行ってバレーを辞めたことを知った日向はがっかりするだろうと誰もが思ったでしょう。

小さな巨人に憧れて烏野高校に入学して、目標にしてきた選手ですからね。

しかし、日向は宇内天満がバレーを辞めていたと知ってもさほどがっかりしませんでした。

 

日向
日向
なんでだろ、おれ、あんまがっかりしてない。

このように話していたのです。

「なんでだろ」と言っていることから、自分でもがっかりしなかった理由は分からないことがうかがえます。

がっかりしなかった理由は日向のセリフに続く影山のセリフを見ると、予想できるようになっていますので、見ていきましょう。

ハイキュー!!|影山の「やっとか」の意味

日向ががっかりしなかったと言ってから、影山は

影山
影山
やっとかよ

と一言話します。この意味についてどういうことかよく分からなかった人も少なくないでしょう。

 

日向は小さな巨人のようにエーススパイカーとしてチームに貢献しようとしていました。

しかし、影山と出会ってからは『最強のおとり』としてチームの勝利に貢献していくようになります。

小さな巨人は真っ向勝負でバンバンスパイクを打っていくのがメインのプレースタイルですが、日向は相手を錯乱させるようなプレースタイルなので、特徴が異なるんですよね。

 

はじめこそ、小さな巨人のようなエースを目指していた日向ですが、烏野高校でプレーしているうちに自分の役割を無意識下で自覚するようになったのではないでしょうか。

その役割とは『最強の囮

影山はとっくに意識して気づいていましたが、日向は無意識下で気づいていたので、二人の間でギャップがあったと予想できます。

 

なので、宇内天満がバレーをやめたと聞いた日向ががっかりしなかったと言ったことに対して「やっとかよ」という言葉を発したのでしょう。

日向と影山の間で共通の意識が確立されたので、二人のコンビネーションはさらに磨かれていくきっかけとなりました。

まとめ:ハイキューの小さな巨人

  • 小さな巨人は宇内天満で身長は170cmそこそこ
  • バレーを辞めたのは他にやりたいことがあったから
  • 日向ががっかりしなかったのは自分の役割は小さな巨人とは違うと無意識に自覚していたから

    小さな巨人の背中を追ってバレーをしていた日向ですが、いつしか自分の道を切り拓いていました。

    ハイキュー!!は日向が心身ともに成長していく姿が見れるのも楽しいので、今後の日向の変化にも注目していきましょう。

     

    最後まで読んでくださりありがとうございました!

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