恋愛コメディ漫画『五等分の花嫁』には数々の伏線や謎が散りばめられており、風太郎が誰と結婚するのか予想するのが面白い作品となっています。
マンガ作品は完結したので、すでに誰と結婚するかは至る所で明らかになっていますが、結婚相手が誰か分かっていても読み返すと面白いです。
二回目以降、読み返すと
「このシーンが伏線になっていたのか!」
と、一種のアハ体験ができます。
連載中、『五等分の花嫁』で特に疑問を持たれていた部分が”鐘キスの正体”です。
こちらでは、鐘キスの正体について掘り下げていきます。
五等分の花嫁|鐘キスとは
鐘キスとは、鐘の下で風太郎と五つ子の誰かがキスをした場面のことを指します。
鐘キスは原作マンガ8巻68話で読めます。
懸賞で1等が当たった風太郎は、父親の勇也と妹のらいはと一緒に家族旅行に行きました。
旅行先にはなぜか五つ子家族がいて、たまたま出くわします。(後に偶然ではなく、マルオ(五つ子の父親)が仕組んでいたことが明らかにされます。)
旅行先には大きな鐘があり、鐘の下でキスをした男女は将来を永遠に添い遂げるといった伝説がありました。
観光スポットによくありがちな設定ですよね。
旅行が終わろうとした時、上杉家と中野家で一緒に写真撮影をした後、鐘の下にいた風太郎のもとへ五つ子の誰かが風太郎に急接近しました。
バランスを崩して、二人一緒に倒れ込んだ際に二人はマウストューマウスでキスをします。
この時、五つ子のほうは全員五月(いつき)の姿をしていたので、風太郎とキスをした相手が誰なのか、分からないでいました。
五等分の花嫁|【ネタバレ】鐘キスの正体
五月ちゃん キスはしなかったけど鐘キス要素はここでいいんですかね pic.twitter.com/jBm8MbjybG
— 大根 (@WzHoPj976dn0hCj) November 24, 2019
ここからはネタバレが含まれますので注意してください。
鐘キスの正体は、四葉です。
というのも、原作漫画では高校生の時系列でストーリーが進んでいますが、要所で結婚式の時系列の描写もあります。
鐘キスのシーンが終わった後、結婚式の時系列が描写されるのですが、この時
「5年ぶりのあの時から」
といったセリフが入ります。
つまり、結婚式でのキスはファーストキスではないということが分かりますし、5年ぶりのあの時というのは、鐘キスのことを指していることが予想できます。
風太郎の結婚相手は四葉ということもあるので、鐘キスの正体も四葉なのでしょうね。
五等分の花嫁|風太郎が気づいたのはいつ?
風太郎と四葉ちゃんの気持ちはここ数週で十分に示していただけたと思っているので、鐘キスに関しては想像のままに余白を楽しむのも一興かと思っていますが、仮に描かれるのだとしたら結婚式当日のキスシーンであの日を懐かしむように語られるのが王道なのかなとは思います。 #五等分の花嫁 pic.twitter.com/IByPdOYcO5
— ふわふわ (@huwahuwa014) January 29, 2020
風太郎が鐘キスの正体に気づいたのは、作中では明らかにされていません。
鐘キスのシーンのちょっと前に風太郎は三玖の正体を見破ったことで、五つ子を完全に見分けられると自信がついていました。
しかし、鐘キスをされた後、
「やっぱり誰かわかんねー」
と言ってることから、鐘キスをされた直後はキスの相手が誰か分からない状態が続いていました。
その後も、風太郎は一花や二乃の唇を意識していたので、鐘キスの正体が四葉だということに気づいていないのがうかがえます。
おそらく、鐘キスの正体に気づいたのは3年生の学園祭の時じゃないでしょうか。
学園祭は全3日間にわたって開催されるのですが、2日目で竹林と小学生ぶりに再会します。
その時に四葉が小学生の時に出会った零奈であることに気づいたと思われるので、今までの言動から推測して、鐘キスの正体も四葉であったことを察したと思われます。
五等分の花嫁|なぜ鐘の下でキスをしたのか
ただ、風太郎が恋愛を意識し前向きに捉え始めた時期に関しては、作中で「彼女を特別に感じたのはあの瞬間(=第68話)から」と明言されているので、鐘キスを起点に物語としてブランコなどの描写を伏線的に提示しながら、徐々に風太郎が自分の気持ちを自覚していったと解釈した方が筋は通ると思います。 pic.twitter.com/GjejYWKfU1
— ふわふわ (@huwahuwa014) January 30, 2020
なぜ、四葉は大胆にも鐘の下でキスをしたのでしょうか。
もちろん、四葉が風太郎のことがずっと好きだったということが根本的な理由なのですが、四葉は他の姉妹たちに遠慮して、むしろ応援する立場をとっていました。
四葉自身も他の姉妹に対して、風太郎のことは好きじゃないような素振りを見せていたので、四葉から積極的にアプローチすることは考えにくいです。
でも、四葉が風太郎と鐘キスをした理由は以下のことが考えられます。
- せめてキスだけでもしたかった
- 他の姉妹を応援しつつも風太郎に自分の気持ちに気づいてほしかった
- 今後、自分からアプローチしなくても風太郎と結ばれるようになりたかった
四葉は自分の成績不振によって他の姉妹と一緒に転校することになったので負い目を感じていました。
そのため、姉妹の願いを叶えてあげたいと思っていましたし、風太郎を奪い取るなんてことは考えられませんでした。
自分から積極的に風太郎にアプローチしている姿を他の姉妹たちが見れば、姉妹間の仲が悪くなることを恐れたので、風太郎のことを好きな素振りを見せないように頑張っていたように思います。
ですが、小学生の時から好きだった風太郎のことを諦めるなんて至難の業です。
姉妹との仲を悪くしないで、あわよくば風太郎と結ばれる方法を考えた結果、鐘キスをするしかないと考えたのではないかと思われます。
鐘キスシーンは健気な四葉の性格がうかがえるシーンでもあるのです。
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まとめ:鐘キスの正体
- 鐘キスの正体は四葉
- 風太郎が鐘キスの正体に気づいたのは学園祭のときだと思われる
- 鐘キスシーンは四葉の姉妹を思う心と風太郎を思う心の両側の側面がうかがえる
五等分の花嫁の最大イベントの一つでもある鐘キス。
あくまで鐘キスの正体や気づいた瞬間は考察なので、ぜひあなたの考察もコメント欄で教えてください^^
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