人気アニメ『ワンパンマン』がハリウッドで実写化すると話題になっています。
日本のアニメからハリウッド映画になるとは日本人としては光栄なことですよね。
確かにワンパンマンのストーリーとハリウッドはとても相性が良いと思いました。
そこで、こちらではワンパンマンが実写化できた理由について考察していきます。
ワンパンマンが実写化できた理由を考察
『ワンパンマン』ハリウッド実写映画化がソニー・ピクチャーズ製作で企画中! アヴィ・アラッド&アリ・アラッド製作、『ヴェノム』『ジュマンジ/ネクスト・レベル』ジェフ・ピンクナー&スコット・ローゼンバーグ脚本 https://t.co/ooxOWzFzTk #HIHOnews
— 映画秘宝 (@eigahiho) April 21, 2020
ワンパンマンがハリウッドで実写化できた理由としては、
ストーリーがシンプル
という点にあると思っています。
ワンパンマンの基本的なストーリーとしては、正義の味方が敵を倒すという至ってシンプルなもの。
人間関係のいざこざや人間の細かい心理についてはあまり描写されていません。
ですので、ワンパンマンは子供が見ても楽しめる内容となっています。
このシンプルなストーリー設定がハリウッドと相性が良いと考えられます。
アメリカには人種が多くいるので、小難しい話はあまり好まれない傾向があります。
人種が違えば価値観も異なってきますし、細かい人間の心理にフォーカスを当てるとあまりヒットしないきらいがあるように思えます。
ハリウッド映画でヒットしている作品といえば『ターミネーター』や『バイオハザード』といったものを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
これらの共通点は、戦闘です。
ハリウッド映画では、悪と戦うようなストーリーが好まれる傾向があります。
戦いは、単純明快でパッと見ただけで内容が入ってきやすいですからね。
海外で人気な日本のアニメ作品はだいたいバトルものがほとんどです。
ワンパンマンはまさに戦闘に特化した作品なので、ハリウッドとは相性が良いのです。
ワンパンマンが人気でおもしろい理由
【詳細は今後】『ワンパンマン』ハリウッド実写映画化に向けたプロジェクトがスタートhttps://t.co/339AmGUbmN
集英社によると映画化に向けた企画がスタートした段階で、確定すれば改めてお知らせをしていくという。 pic.twitter.com/U8ucFDBryQ
— ライブドアニュース (@livedoornews) April 22, 2020
ワンパンマンは海外でも人気ですが、日本でも人気です。
ワンパンマンが人気で面白い理由は下記の3つだと思っています。
- 主人公が強すぎる
- キャラクターの個性が強い
- ギャグ要素が強い
主人公が強すぎる
ワンパンマンの主人公はサイタマというキャラクター。
見た目はスキンヘッドで常にやる気のない表情をしています。
喋り方もローテンションで常にやる気がありません笑
なぜやる気がないかと言いますと、サイタマが強くなりすぎて、自分と対等に戦える相手がいないからです。
こんなチート的な強さ、他の漫画にはありません。
漫画のタイトルにある通り、どんな強敵でもワンパンで倒してしまうくらい強いんです。
他の漫画では、いくら主人公を強くしたとしても激戦の末、勝利をしていく展開を作っていきますが、サイタマの戦いにおいては激戦というシーンはありません。
一瞬でケリがついてしまうので、爽快感さえ感じます。
キャラクターの個性が強い
ワンパンマンには個性豊かなキャラクターが多く登場してきます。
人体を改造されたメカヒーローだったり、忍者の姿を模したヒーローだったり、数えだしたらキリがありません。
人気の出る漫画の特徴として、キャラが多いという共通点があります。
まさにワンパンマンは人気作品の特徴を踏襲している作品といえるでしょう!
ギャグ要素が強い
ワンパンマンはバトル漫画の中でもギャグ要素が強いです。
いくらかっこいい演出をしても、お笑い要素が無ければなかなか人気は出ないもの。
ワンパンマンの最大のギャグ要素といえば、主人公サイタマのローテンションと敵キャラの熱いハイテンションのギャップ。
普通のバトル漫画なら、どちらも熱い闘志をぶつけ合って戦闘に入りますが、ワンパンマンではそれがありません。
だって、サイタマが強すぎて、相手にならないんですもん笑
このギャップを使ったギャグは、ワンパターンにもなっていますが、それがまた良いんです。
水戸黄門と同じで「きたきた、このパターン!」と、見る人が楽しめる要素にもなっていますからね。
ワンパンマンのアニメは引き伸ばしすぎてつまらない?
ハリウッド化云々の前に、誰もこの顔出来ないでしょ…..。この腑抜けた顔….。「他のキャラはハリウッド級だけど、サイタマだけは普通の見た目」というところがワンパンマンの良いところ。 pic.twitter.com/21t7haVdfc
— 緒方 充 / Mitsuru_Ogata (@Mitsuru_Ogata) April 22, 2020
ワンパンマンが面白いという声もあれば、つまらないという声も挙がっています。
その最たる理由が
引き伸ばしすぎるから。
ワンパンマンの魅力と言えば、主人公のサイタマが一瞬で敵キャラを倒すという点。
ですが、アニメの2期以降は、サイタマが登場するシーンを遅らせて他のキャラが強敵と戦うことによって引き伸ばしている場面が目立ちます。
確かに私もアニメを見ていてじれったく感じましたね^^;
ワンパターンな展開を避けようとした粋な計らいだったかもしれませんが、さすがに引き伸ばしすぎ。。。。
「はやくサイタマを登場させてくれ!」
と思った視聴者はかなり多かったのではないでしょうか。
ワンパンマンの魅力を最大限活かすためにも、ハリウッドではスピード感を大事にしつつ、サイタマを登場させてほしいですね!
まとめ
- ワンパンマンとハリウッドが相性が良いのはバトル作品という分かりやすいストーリーだから
- ワンパンマンが面白いのは主人公が強すぎるという今までにない設定があるから
- ワンパンマンが途中からつまらなくなったのは話を引き伸ばしすぎたから
ワンパンマンが海を渡って実写化という形で帰ってくるとは予想していた日本人は少なかったことでしょう。
公開される日が待ち遠しいですね!