ルパン三世は何人?フランス人説やハーフ説についても
#ルパン三世part6 3話
今回は単発の話
あんまり見たことないけど昔のルパン三世って感じでした pic.twitter.com/XJ2uHKd4zs— みはく┃アニメ、その他雑記 (@anime_mihaku) October 31, 2021
まず、ルパン三世が何人か、ということについてテレビアニメなどでの発言から
紐解いていきたいと思います。
ルパン三世が何人かについて、明言されているのは以下になります。
- ルパン「俺、日仏混血ルパン三世」
- ルパン「日仏友好の生き証人」
- アナウンサー「日本からはミスター・ルパンが初参加」
- 銭形「日本人だ」
- 次元「日本人の鑑だ、お前は」ルパン「俺ぁ自分を日本人だなんて思ったこたぁねえんだ」
以上のように、本人や周りの人物も日本とフランスのハーフであるような発言をしております。
そこで、ルパンの国籍は日本なのか、フランスなのか、彼の出生地について
見ていきたいと思います。
ルパン三世が生まれた場所は北海道?
高木彬光の〝人形はなぜ殺される〝を彷彿とさせるネタも盛り込まれてたりしてミステリ作家脚本回らしさが溢れてて楽しい。#ルパン三世 #ルパン6 #Lupin6 pic.twitter.com/adhu3rAgaa
— 鳴神 (@seimei7777) October 30, 2021
ルパンの出生地ですが、1999年3月1日に発行された『COMIC GON!』のインタビューでは、「ルパンは北海道霧多布の出身だった!」という質問に対し、
「ルパンは一応、国籍不明ということになっているから」
と否定をしています。
しかし、2001年9月2日に放送されたNHK衛星第2テレビ『おーい、ニッポン 今日はとことん北海道・道東』に作者のモンキー・パンチがゲスト出演した際、自身と同じ北海道の浜中町生まれだと発言しています。
以上より、ルパンの出生地は北海道であるという説が有力となっています。
出生地でいえば、ルパン三世生誕40周年記念作品のTVスペシャルである『ルパン三世 霧のエリューシヴ』は北海道浜中町を舞台としています。
ただ、『ルパン三世H』第2巻では、フランスのパリ出身ということになっているので、
フランスのパリが出生地であるという説もあります。
同じ日本人としては、日本出身であってほしいと私は思います。
ルパン三世のモデルになった人は俳優?
◆10月30日(土)~ 11月5日(金)
【Cinema②】
<2本立上映>
~ジャン=ポール・ベルモンド傑作選~
『相続人』
新聞社と鉄鋼会社を経営するヨーロッパ屈指の“華麗なる一族”に迫るネオ・ファシズムの脅威と謀略。孤高の相続人が挑む、巨大なる闇との死闘を描いたポリティカル・サスペンスの傑作! pic.twitter.com/qcCqyDluBN— CinemaKOBE(シネマ神戸) (@CinemaKOBE) October 30, 2021
次に、ルパン三世のモデルになった人物の紹介をしていきたいと思います。
まず、ルパン三世のモデルになった人物は、以下の2説あります。
- 『007』のジェームズ・ボンド
- フランスの人気俳優の『ジャン=ポール・ベルモンド』
それでは、上から順に紹介していきたいと思います。
『007』のジェームズ・ボンドがモデル説は、特に証拠や、公式のソースなどもないため、
真偽不明で説としても信頼性はありません。
次に、フランス人の有名俳優である『ジャン=ポール・ベルモンド』について紹介していきます。
まずは、ソースについてですが、ベルモンドが出演した1969年の『大頭脳』はとてもおしゃれでコメディタッチな作品で、ライバルを演じたデヴィッド・ニーヴンとの駆け引きで魅了する雰囲気は、TVアニメ『ルパン三世』第1シリーズによく似ています。
こちらの説も、公式のソースなどはありませんが、彼の出演する映画は実写版ルパンのような雰囲気や作風で、ルパンファンであれば楽しめる作品となっております。
ベルモンドのアクションスターとして売り出すきっかけとなる1961年尾『大盗賊』では、
ベルモンド自身の日本語吹き替え版をルパン三世の声でおなじみの山田康雄さんが演じております。
他にも、ベルモンドの出演した作品は、ルパン作品に影響を与えています。
ベルモンドがスタントマンを演じた1977年の『ムッシュとマドモアゼル』では、飛行機の翼の上に命綱なしで立ってみせるという命知らずなスタントシーンが見どころになっている作品です。
ラストシーンではベルモンドが花嫁を抱くカットがありますが、これはルパン作品の中でも有名な1979年の『ルパン三世 カリオストロの城』にそっくりなシーンがあります。
先ほど紹介した『大頭脳』のクライマックスでは自由の女神像が登場しますが、
ルパン三世のTVスペシャル第1作『ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一髪』の脚本家・柏原寛司さんはこのシーンにインスパイアされたそうです。
まとめ:ルパン三世の国籍やモデルについて
以上。ルパン三世の国籍や、出身地、モデルになった俳優について記載させていただきました。
ルパンに日本人の血が流れていて、更に出生地が日本の北海道であることについては、
同じ日本人としてうれしい限りです。日本アニメの代表の一つであるルパン三世。
今でも彼の出生地とされている浜中町では定期的にルパン展が開かれています。
私も何度か訪れていますが、ルパンファンだけでなく楽しめると思いますので、
一度、北海道旅行の際など、訪れてみてはいかがでしょうか。
ルパンのモデルとして知られているジャン=ポール・ベルモンドの出演する作品は、
今見ても迫力のあるアクション映画ばかりで、何回見ても楽しめるものばかりです。
見たことが無い方は、一度、視聴してみることをお勧めいたします。