ジョジョの奇妙な冒険の連載はずっと続いていますが、その中でもディオはかなりの登場回数を誇ります。
敵ながら魅力的なキャラクターなので、彼のファンの方も大勢いらっしゃることでしょう。
本日は、そんなディオのスタンド能力や元ネタについてなど詳しく見ていきたいと思います。
ジョジョの奇妙な冒険｜ディオがスタンドを2つ使える理由
DIO、ザ・ワールド
やはりこのザ・ワールドめちゃくちゃかっこいいです✨
擬音のクリアパーツにフィギュアを乗せることでスタンドの浮遊感とジョジョらしさが表現されています…眼福。
一番くじとかでスタンドの大型フィギュア化もっとされないかな！ pic.twitter.com/Qa3R4YmW2P— きりかぶ (@MbjThGjg6bkxH1D) February 7, 2022
スタンド能力の基本原則は一人一能力です。
しかし、ディオに関してそれは当てはまりません。
ディオのスタンド能力といえば「ザ・ワールド」が有名ですが、作中でもう一つの能力を使用している場面がありました。
その能力は、ジョセフ・ジョースターの「ハーミット・パープル」と酷似しています。
ジョセフはポラロイドカメラなどにハーミット・パープルでディオを念写して居場所を探すヒントを得ていましたが、ディオの方もジョセフ・ジョースターと空条承太郎の二人を念写している場面がありました。
第三部スターダストクルセイダースの序盤の方でしたが、これを見るとディオもジョセフと同じ能力が使えるのは間違いないと思います。
なぜ基本原則を破って、ディオにだけ2つの能力が使えるのかというと、首から下はジョナサン・ジョースターの肉体を乗っ取っているからです。
つまり、ディオは一人で二人分の肉体を所有していることになります。
恐らく「ハーミット・パープル」はジョナサン・ジョースターのスタンドで、「ザ・ワールド」の方はディオの本来のスタンドということになるのでしょう。
ジョジョの奇妙な冒険｜ディオはサイコパスなのか
#クリープを入れないコーヒーなんて・・・みたいな事を言って下さい
波紋もスタンドも出てこないジョジョなんて…(1巻辺りはジョジョに対するディオのイジメが陰湿で、正直リアタイで読んでて辛かったです😅) pic.twitter.com/uTHmbCtJCh
— ですぱあ@イラスト修行中 (@Despaa232323) February 7, 2022
ディオのファンの方には申し訳ないですが、私はサイコパスで間違いないと思います。
ディオはサイコパスが持つ特徴の多くを有しているからです。
その特徴の一つに自己中心的というものが挙げられます。
第一部「ファントムブラッド」では、養子として受け入れてくれたジョースター家に対して恩を仇で返すかのように一家の家督を奪い取ろうとしています。
その際に自分を息子として受け入れてくれた養父のジョージ・ジョースターも毒殺しようとしているのです。
このように登場時から非常に自己中心的な面を目にすることができます。
その他サイコパスの特徴に口達者で魅力的というのもあり、それにもあてはまります。
ディオに一度会ってしまえば、誰もがその魅力の虜にされていました。
彼は度々女性達を殺して血を吸っていましたが、その女性達も無理やりではなく自ら身を捧げていた人たちも多くいるのです。
通常では考えられないですが、死ぬと分かっていてもディオの為に何かしたかったのでしょうね。
それほどの魅力の持ち主であるということです。
それ以外の項目にも多くがあてはまります。
例えば、他人を操ろうとするところであったり、良心が欠如しているところなどもです。
ディオは自らの細胞を使って作った肉の芽を使い、花京院典明やポルナレフなどを洗脳して自分の駒として使っていたことがありました。
これらのことを総合して見ても良心が欠如していると言えるでしょう。
このように多くの点で特徴があてはまるので、ディオはサイコパスと言っても差し支えないと思います。
ジョジョの奇妙な冒険｜ディオの元ネタはメタルバンド？
ジョナサン、普通に近距離パワー型のスタンドよりも強そうだしDIOはザ・ワールド以外にこの肉体と気化冷凍法と吸血鬼のスペックを持ってる化け物 pic.twitter.com/pwLLsbGEdL
— チクワスキー (@Tikuwa_sky) February 5, 2022
アメリカのヘヴィメタルバンドDioから来ているようです。
ロニー・ジェイムス・ディオが主宰していたバンドです。
残念ながらロニーは2010年に67歳で亡くなりましたが、「メタル界のゴッドファーザー」とまで評される人物でした。
ジョジョの奇妙な冒険中には、他にも登場人物やスタンド名の元ネタになったバンドが数多くあります。
例えば、音楽に詳しくない私でも知っていたのが「エアロスミス」「セックス・ピストルズ」などです。
両方とも第5部「黄金の風」に登場するスタンド名として使われています。
私は特に「セックス・ピストルズ」のスタンドが可愛くて好きです。
６つの弾丸がスタンドになっていて、それぞれ好き勝手におしゃべりしたり、ケンカしたりと見ていて飽きません。
ディオのスタンドが最強だとは思いますが、私は自分にスタンド能力が宿るなら「セックス・ピストルズ」の能力が欲しいなと思います。
このようにバンド名が元ネタの登場人物やスタンドが多いのは、作者の荒木飛呂彦先生が音楽好きだからなのでしょうね。
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まとめ：DIOのスタンドについて
本日はディオについて詳しく見てまいりましたがいかがでしたでしょうか。
闘いに敗れはしましたが、私は未だにディオが最強のスタンド使いだと考えています。
そんな彼を超えるスタンド使いが今後現れるのか楽しみに待ちたいですね。
