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進撃の巨人|エレンの父・グリシャイェーガーの目的は?なぜレイス家を襲った?

進撃の巨人の主人公であるエレンの父親・グリシャ・イェーガーは、巨人の謎を解明するためには欠かせない超重要人物です。

エレンがなぜ巨人になれるのか、なぜ他の巨人が巨人化したエレンに集まってくるのかなど、グリシャ・イェーガーの過去を探ると、徐々に解明されていきます。

グリシャ・イェーガーの目的とは一体なんなのでしょうか。

こちらでは、エレンの父親であるグリシャ・イェーガーについて掘り下げていきます。

進撃の巨人|エレンの父グリシャ・イェーガーのプロフィール

名前 グリシャ・イェーガー
誕生日 1月26日
身長 182cm
体重 78kg
血筋 エルディア人
職業 医者

グリシャ・イェーガーはエレンの父親であり、医者として働いていました。

身長も182cmと高く、普通の人間の状態でも巨人ですw

医者として優秀な腕前を持っており、シガンシナ区で流行した病を治した実績があるので、住民や駐屯兵団からは尊敬されています。

まさに英雄といったところでしょうね。

 

普通の人間として壁の内側で生きているように思えますが、巨人化になれる能力を持っており、ウォール・マリアが壊された後、エレンに巨人化の能力を継承しました。

その時に継承したのは「進撃の巨人」と「始祖の巨人」の2つ。

エレンに継承した直後、グリシャは巨人化エレンに捕食され、生涯を終えました。

グリシャ・イェーガーの目的は一体なんだったのでしょうか。

進撃の巨人|グリシャ・イェーガーの目的

グリシャ・イェーガーが巨人化できていたのもエレンに巨人化能力を継承したのもエルディア帝国の復活が目的だと考えられます。

この目的を解説するためにはグリシャ・イェーガーの過去エピソードから振り返る必要があるので多少長くなりますがお付き合いください。

グリシャ・イェーガーは壁の外で生まれた

グリシャ・イェーガーはもともと壁の外で生まれたエルディア人です。

壁の外ではエルディア人とマーレ人がいました。

グリシャはマーレ人が管轄するエルディア人収容所である『レベリオ収容区』で生まれ育ちます。

 

これだけ聞くと、エルディア人がマーレ人の奴隷になっているような感じですが、もともとはエルディア人が大きな権力を持っていました。

1820年前、エルディア人の祖先である「ユミル・フリッツ」が“大地の悪魔”と契約したことで巨人の力を手に入れ、エルディア帝国を築きます。

大地の悪魔って何者だよ!って思いますが、122話で有機生物の起源であることが明かされました。正体はこちら。

いわゆる悪魔という存在ということではなく、脊椎っぽい形をした生物であることがうかがえます。

『契約』と言っているのは、脊椎っぽいこいつを品種改良するといった意味合いで言ったことではないでしょうかね。

そう考えると、かなり昔からバイオテクノロジーが発達していたことが予想できます。

 

話がそれてしまいましたが、ユミル・フリッツは、エルディア帝国を築いた後、古代大国のマーレを滅ぼし迫害していきました。

マーレを支配していたエルディア帝国でしたが、マーレ人たちは内部工作によって内戦を起こし、立場が逆転します。

マーレはエルディア人が従えていた“九つの巨人”のうち七つの巨人を手に入れ、エルディア人を撃つことに成功。

 

迫害していたツケが回ってきたとしか考えられませんね。

その後、エルディア人は2つに分かれます。

大半はパラディ島に逃げ込み、三重の壁を築きましたが、逃げれなかったエルディア人はマーレが管轄するエルディア人収容所『レベリオ収容区』に暮らすことになります。

そうです。グリシャは逃げれなかったエルディア人の中から生まれた人物なのです。

グリシャはマーレ人から酷い扱いを受けていた

当然、収容区なのでエルディア人というだけで立場が弱く、マーレ人からは酷い扱いをうけていました。

グリシャにはフェイという妹もいたのですがフェイはマーレ人によって殺されてしまいます。

その憎しみもあってなのか、以前の強いエルディア帝国を築きたいと思ったのかもしれませんね。

 

大人になったグリシャは医者となり、エルディア復権派と接触し、仲間となります。

政府内通者である「フクロウ」の支援を受けて活動していたグリシャ達の元にフリッツ王家の分家の末裔・ダイナが現れます。

このダイナはグリシャと結婚しました。二人の間には後の獣の巨人であるジークが生まれます。

 

つまり、ジークとエレンは腹違いの兄弟ということです。

復権派たちはフリッツ王家から始祖の巨人の力を奪取する計画を練った。

計画を遂行中、マーレ政府がパラディ島のフリッツ王家が宣戦布告したためにエルディア人に名誉市民権を引き換えに募兵を発表します。

 

ただ、マーレの真の目的はパラディ島に埋蔵された化石燃料となる莫大な天然資源の確保と始祖の巨人の奪取であったことが分かりました。

そこでグリシャはジークをスパイとしてマーレの戦士に差し出すことを決めたが、そのジークは、両親やその仲間を当局に密告してしまいます。

というのも、ジークはグリシャからの親としての愛情を受けていないと勘違いしていて、復讐のために密告したのです。

バラディ島へ連行される

そして、パラディ島へ連行されたグリシャたちは次々と巨人の脊椎液を注射させられ、人喰い巨人へされてしまいます。

グリシャは海岸に建てられた大きな壁から眺めていることしかできず、心に深いショックを受けてしまいます。

しかし、9つの巨人の力の1つを持っていた者の反乱によりパラディ島にいたマーレの兵士を全滅させ、グリシャも辛うじて巨人にならずに済みました。

 

この人物は『フクロウ』と呼ばれていました。

絶望の渦中にいたグリシャは

「妹を連れ出した日から己の行いが報われるまで進み続けろ」

というフクロウの言葉で元気を取り戻し、巨人の力を託されます。

 

力を手に入れたグリシャは次こそ自分たちがマーレに対して復讐しようと決心したのではないでしょうか。

そのためにはエルディア人が以前の強さを取り戻すことが必要で、壁内に住むフリッツ家が戦うことが必要条件として考えていたのだと思います。

できれば、この予想は復讐の連鎖を生むだけなので、予想が外れていてほしいのですが。

進撃の巨人|グリシャ・イェーガーはなぜレイス家を襲ったのか

グリシャ・イェーガーはレイス家を襲っています。

襲った時期は超大型巨人と鎧の巨人がウォール・マリアを壊した時。

グリシャは洞窟に集まっていたレイス家のところへ行き、巨人化してレイス家を襲いました。

 

なぜ、同じエルディア人なのにレイス家を襲ったのでしょうか。

それには以下の理由が考えられます。

もともと、レイス家は「フリッツ家」と名乗っていたのですが、壁内に移住してからマーレと戦うことを望まなくなりました。

 

グリシャはマーレと戦うことを目的としていたと考えられるので、戦意のない者に巨人の力を持たせていてはいけないと思ったのではないでしょうか。

巨人の力を利用しなければ、エルディアの復権はできないと考えていたため、レイス家が持っていた『始祖の巨人』の力を奪ったと考えられます。

その直後に『進撃の巨人』と『始祖の巨人』の力はエレンへ伝承されました。

まとめ:

  • グリシャ・イェーガーは巨人化能力を持っており、エレンに能力を継承した
  • 以前の強いエルディア帝国を築くのが目的だと考えられる
  • レイス家を襲ったのは、巨人の力を持たせていてはいけないと思ったからと考察

    壁の中に生きている人間にとってはグリシャ・イェーガーはかなり貴重な人物でした。

    死亡してしまったのですが、地下室に壁の外の手がかりを残していたとはさすがとしか言いようがありません。

    死んでもなお、エレンたちに希望を与えるキーマンと言えるでしょう。

     

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