連載30年以上、現在でも圧倒的な人気を誇る漫画「ジョジョの奇妙な冒険」
作中では数々の特殊な能力が登場します。「ジョジョ」といえばスタンドが有名ですが、シリーズ初期に登場した波紋法は、スタンド能力にも繋がる重要な能力でした。
本記事では波紋使いはなぜ若い状態を維持できるのか?波紋法をマスターしたジョセフがなぜ老いてしまったかを解説します。
ジョジョの奇妙な冒険|波紋使いが若いままでいられるのはなぜ?
【ジョジョの奇妙な冒険ファントム・ブラッド】第1部だ~ジョナサンの波紋は好きだな~スタンドより波紋の方が好きだがね~敵も吸血鬼で人間じゃないからいいんだよな~ディオは性格最低でエリナに無理矢理キスしゃがったのが許せないな~(((╥д╥;)))ヒドイ #アニメ #ジョジョ #波紋 #吸血鬼 pic.twitter.com/lMCa1QOiiI
— エクシードノリ (@sinkennori) January 3, 2022
「波紋」とは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第1部~第2部において主人公たちが使っていた秘術の一つ。波紋を流す攻撃(通称:波紋疾走)をするために必要な波紋を生み出す技術です。
東洋の仙道から伝わる特殊な呼吸法によって、蓄積したエネルギーを血液中でコントロールすることで波紋を起こし、太陽と同じ波動の生命エネルギーを練り上げます。
波紋法は通常、素質のある者が息を5分間吸い続け5分間吐き続ける等の過酷な修行を経て、やっと使えるようになる秘法中の秘法。
前述の通り太陽光と同質の波動を持つゆえに、強い波紋エネルギーは太陽に弱い吸血鬼や屍生人を死滅させることが可能です。
波紋を意識的に流す攻撃を波紋疾走といい、攻撃だけでなく強い生命エネルギーを他者に与えることによって通常では助からないレベルの怪我をある程度治癒することも出来ます。
波紋法をマスターした波紋使いは、自身の生命エネルギーを活性化させることで身体能力が著しく向上し、老化を遅らせることができます。
達人レベルの波紋使いリサリサは、初登場時50歳にも関わらず外見上は20代後半の姿を保っていました。
太陽の強い波動と同等の波動エネルギーが自身の肉体にも作用するわけですね。
若い状態を維持出来るのは波紋法をマスターした副産物のようなものですが、ある意味究極のアンチエイジング法といえます。
ジョジョの奇妙な冒険|波紋使いなのにジョセフが年老いている理由
ジョジョの話に全然ついていけないので、
一番最初からアニメを観ている٩( ᐛ )و
1つ気づいたことがあるんですが、
はじまりの呼吸は、日の呼吸じゃなくて、
波紋疾走(オーバードライブ)やったっす٩( 'ω' )وヒート🔥 pic.twitter.com/O1QMZJXju3— ジョー☀️映像制作者☀️めがらいぶ初代王者٩( ᐛ )و (@EverfreeRocket) January 3, 2022
第3部で再登場した第2部の主人公、ジョセフは69歳。
波紋使いの彼は年齢にしてはかなり若々しく筋骨隆々ですが、50歳で20代後半に見えたリサリサに比べると、それなりに年齢を重ねた壮年男性の見た目です。
そして、続く第4部で79歳になった頃には年相応のお爺ちゃんらしい外見になっていました。波紋使いなのにジョセフが年老いてしまったのはなぜなのでしょうか?
第3部のエンプレス戦では「久しぶりに使ってみるか」という台詞があり、波紋を長い間使っていなかったことが示唆されています。
つまり日常的に波紋の修業をしなかったために、波紋法の持つアンチエイジング効果を発揮できなくなったのでしょう。
せっかく波紋使いなのだから使えばいいのに…と思うところですが、なぜジョセフが波紋の修業を止めていたか理由は明らかになっていません。
元々「俺の嫌いな言葉は一番が努力で二番目がガンバルなんだぜーッ!」と豪語していたジョセフ。非常にキツイ波紋法の修業を続けるのが嫌だったのかもしれません。
もしくは愛妻スージーQと一緒に年を重ねて老けていきたかったのでは…というのがファンの間での有名な推察です。これはちょっと素敵な理由ですよね。
ジョセフが波紋使いなのに老けているのは、波紋の修業を日常的に行なわなくなったから、というのが正解のようです。
ジョジョの奇妙な冒険|スタンド使いも若いままなのか?
【ジョジョの奇妙な冒険】第2部の戦闘潮流が1番好きだな~なんせジョセフは化け物である柱の男達を倒して世界を救ったんだからな~波紋でね~だが第4部の耄碌したヨボヨボじじいのジョセフにはガックリきたがね~ギャップが激しいぜ~(((╥д╥;)))ヒドイ😎 #アニメ #ジョジョ #波紋 #柱の男 #化け物 pic.twitter.com/vUSvDNBVj3
— エクシードノリ (@sinkennori) January 4, 2022
「スタンド」とは「ジョジョの奇妙な冒険」、第3部以降に登場した能力です。
漢字では幽波紋と表されるように、使い手の生命エネルギーと精神エネルギーがまさに幽霊のような目には見えない像(ビジョン)となって現れる現象をいいます。
一見違いがわかりにくい波紋使いとスタンド使いですが、明確な違いがあります。
呼吸によって使い手本人の身体能力を活性化・強化することで波紋エネルギーによる攻撃も可能なのが波紋使い。
一方、使い手の精神エネルギーを具現化し個々の能力の特性によって、様々なスタンド攻撃が出来るのがスタンド使いです。
スタンド使いとは、物質世界のものとは異なるエネルギーを霊的な世界から引き出せる者。
スタンドの能力はスタンド使いの数だけ存在し、能力の可能性は無限大となっています。
人知を超えた能力も多く、単純に戦闘力の強さだけで計るなら、波紋よりスタンドの方に軍配が上がるでしょう。
スタンド使いは自然治癒能力が高く、常人とは比べ物にならない速さで傷を修復することも出来ます。
が、若さを保つという効果はありません。ジョセフ同様、他のスタンド使いも常人と同じように年齢を重ねています。
アンチエイジングという点では、エネルギーが肉体そのものを活性化させる波紋使いの方が勝っているということでしょう。
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まとめ:波紋使いが若い理由について
波紋使いが若い状態を保てるのは、秘術の呼吸法をマスターし、常に修行を続けることで波紋法のアンチエイジング効果を享受することが出来たからでした。
とはいえ、波紋法の修業は並大抵じゃなく厳しいもの。ジョセフのようにあえて波紋を長く使わないでいると、波紋によるアンチエイジング効果は減退してしまうようです。
「ジョジョ」ではスタンド使いが有名ですが、波紋使いとの違いに注目して読んでみるとまた違った目線で物語を楽しめそうですね。
既刊100巻を超えても尚、読者を魅了してやまない「ジョジョの奇妙な冒険」。今後も要チェックです!