となりのトトロといえば、ジブリスタジオのキャラクターになるなど、ジブリ映画を代表する作品です。
公開されてから30年以上経ちますが、未だに人気は衰えず、歳を重ねても見ると幸せな気持ちにさせてくれます。
一見ハッピーエンドのような作品ですが、ネットでは様々な都市伝説が飛び交っていることをご存知でしょうか?
サツキとメイが死んでいる説

となりのトトロでの都市伝説といえば、有名なのが「サツキとメイが死んでいる説」です。
ハッピーエンドのとは真逆の展開ですね。
そのような都市伝説はどのように生まれたのでしょうか?
実はトトロは死神で、ネコバスは黄泉へ通じているというバスという説です。
トトロに会えるのは子供ではなく、死んだ人、もしくは死にそうな人ということです。トトロのモデルは北欧の伝説の妖精「トロール」。
このトロールのとらえ方には地域差がありますが、死神であったり、気に入ったものには幸福をもたらす妖精であったり、子供をさらったりする妖精と言われています。
そのためサツキとメイにトトロが見えたのは、死期が近かったから、そしてネコバスに乗れたのは、これから黄泉の国へ行くためという見方です。
都市伝説を後押ししたのは、メイが家を飛び出して迷子になるシーンから後半にかけて、2人の影が消えたからです。
影が消えたことによって、サツキとメイが死んでしまったのではないかという見方に、より拍車がかかってしまったのでしょう。
魂になってしまったからこそ、お母さんに会わずにトウモロコシを置いて帰ることしかできなかった、お父さんの妄想ストーリーになっていたのではないか、
という様々な説が出てきたのです。
となりのトトロ|メイの死亡説が浮上した理由

メイの死亡説が浮上した理由を考えてみます。まずは、サンダルが池から見つかったことです。
サンダルを見たサツキは「メイんじゃない」と否定していますが、その否定した理由が周りを動揺させたくなかったサツキの嘘ではないか?と考えられたからです。
パッと見はわかりませんが、実際はデザインが違います。
今ではネットで映像を比較することは簡単ですが、当時はまだビデオテープ時代です。
パッと見、違いに気が付かなかった人が、そう考えたのかもしれません。
そして、サツキがメイを探す途中にお地蔵さんが出てきますが、その一つにメイと書かれたお地蔵さんがあり、さらにサツキが見つけた時はお地蔵さんの隣にいましたよね。
メイと書かれたお地蔵さんは、映像をコマ送りにすると見えるとのことですが、私には確認できませんでした。
さらにはエンドロール。
家族4人が幸せそうに過ごしている映像ですが、お父さんとお母さんが若く感じることから、サツキやメイが生きていたことの回想なのではないかと言われています。
実はメイの死期が早まったのは、まっくろくろすけを叩き潰してしまったからという説もあります。
まっくろくろすけは魂で、それを潰したメイは死期が早まってしまったたため、トトロと出会えたのでしょう。
となりのトトロ|ジブリ公式が死亡説を否定

ネットでは話がどんどん盛られて、独り歩きをしているトトロの都市伝説ですが、ジブリ側が公式に死亡説を否定しています。
トトロが死神であるとか、メイが死んでしまったという事実や設定は全くないということです。
物語の後半、2人の影がないとされていたのは、作成上不要と判断されたから。
ネット上で都市伝説が独り歩きをし、問い合わせが後を絶たないため正式に発表されたそうですが、それだけ問い合わせが多いのも国民的人気の作品だからですよね。
ジブリ作品を無料で見る裏ワザ
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まとめ:サツキとメイの死亡説
ジブリ側が正式に死亡説を否定したにも関わらず、未だに都市伝説として独り歩きしているトトロの裏話。
この先もずっと、この作品には付きまとってしまうのかもしれません。
それだけジブリ作品には言葉にできないような、見た人を魅了する力があります。
女の子を題材にした作品が多く、見ていて応援したくなりますよね。
ぜひ次回トトロを見る際には、純粋な気持ちで見てほしいと思います。