好奇心旺盛で、元気な女の子のメイ。
何もないところで転んだり、大雨でびしょびしょになったり、言葉を言い間違えたり、小さい子供にありがちな行動が描かれています。
そのような姿を見ていると、何だか微笑ましい気持ちになりますよね。
特に子供の言い間違いは一瞬耳を疑いますが、思い出すとぷっと笑ってしまえるものがあります。
メイが劇中で言い間違えた言葉について紹介します。
となりのトトロ|メイのとうもろこしの言い間違い

メイがトウモロコシを「トウモコロシ」と言い間違えたシーンは、おばあちゃんの畑で野菜を収穫しているときです。
おばあちゃんが収穫した野菜を川で冷やし、そのままキュウリを丸かじりしているシーンは、思わず食べたくなりますね。
サツキとおばあちゃんが、お母さんの一時帰宅に関して話しているシーンです。
メイ「メイがとったトウモコロシ、お母さんに上げるの」
おばあちゃん「お母さん、きっと喜ぶよ」
メイ「うん!」
おばあちゃんもサツキも、メイの言い間違いを直さず、きちんと話を聞いているのも微笑ましいですよね。
実際、子供の言い間違いあるあるランキングで、とうもろこしは1位でした。
「とうろもこし、とうころもし、とうもころし」と言ってしまうことが多いそうです。
書いていても、頭が困惑してきますので、子供は1回で言えるようになるのは難しいことだと思います。
因みに、2位は「エレベーター」で「エベレータ」、3位は「幸せ」で「しわわせ」だそうです。どれも可愛らしい間違いですね。
子供に言い間違いが起こるのは、1つは音声器官が未発達のため起こる、単純な言い間違い。
難しい発音部分は、言いやすい発音に置き換えて話します。
もう1つは、知っている言葉から分析して起こる勘違い。
例えば「七五三」が○○三なので、人の名前と勘違いするようなケースです。
となりのトトロ|作中でメイは何回言い間違えている?

メイが「トウモコロシ」と言い間違いをしたのは1回です。
印象に残っていたので、意外と少ないように感じましたが、ヤギに向かって言っているときは、きちんと言えています。
「ダメだよ。これ、お母さんのトウモロコシだよ」
勝手にここも言い間違えをしていると思っていましたが、メイも成長していました。
言い間違えでもう1つ出てくるのが「おたまじゃくし」ですね。
サツキが学校に行っている間、一人で遊んでいるメイが発見したときに叫んだ一言です。
「オジャマタクシー」。
単語を大きい声で言うのもかわいいですが、おたまじゃくしを言い間違うのは二重に子供らしさを演出しています。
言い間違いはこれら2つの単語だけだったと、印象のわりに少なく感じます。
まだ文章で言葉を話せないので、単語で会話をしていることが多いことから、たった2回の言い間違いでも、強く見ている人の印象に残っているのでしょう。
となりのトトロ|メイのとうもろこしの言い間違いは英語字幕ではどう表示される?

日本人にとってはなじみのある言い間違いですが、トウモロコシはコーンです。
実際の字幕でもそのまま「corn」と表記されます。
しかし、もうひとつのおたまじゃくしは「wollypogs(正式:polliwog)」と表記され、言い間違いが表現されています。
トウモロコシに関しては間違いようがないのかもしれませんが、おたまじゃくしのように長い綴りは、世界共通で子供も発音が難しいのですね。
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まとめ:メイのとうもろこしについて
メイが間違えた「トウモコロシ」ですが、商品化されていることをご存知ですか?
メイがお母さんにプレゼントするというストーリーから、母の日用のプレゼントとして販売されています。
メイが抱えた、とうもころしをかたどった入れ物に、白雪友禅のハンカチと陶器のブローチが入っています。
それにしても、たった一度の言い間違いで、見た人に強い印象を与え、商品化できるほどの影響力。
それだけ、となりのトトロが皆に愛されている作品だということが分かります。