となりのトトロで登場するおばあちゃん。
優しくて、いつもサツキとメイを見守ってくれます。
まっくろくろすけの存在を知っていたり、不思議な一面もあるおばあちゃん。サツキ達とどんな関係なのでしょうか。
となりのトトロ|カンタのおばあちゃんとは
おばあちゃんの名前は不明です。
おばあちゃん、またはカンタのおばあちゃんとしか触れられていません。
サツキ達が引っ越してきた家の管理人で、近所に住んでいます。
普段のおばあちゃんは、畑仕事や田んぼを耕して生活していて、その畑にサツキとメイが遊びにいっていますね。
おばあちゃんの作った野菜はどれもみずみずしくて、手入れにかけて育ててきたことが見て分かります。
ご近所さんですが、サツキ達のことを本当の孫のようにかわいがり、サツキが学校に行っている間メイの面倒をもみたり、2人にとっては本当のおばあちゃんのような存在です。
おばあちゃんのしゃべり方から、どこの方言の言葉か推測はできません。
舞台とされるのが埼玉県所沢市ですが、所沢の方言でもありません。
の方言かは明言されていませんが、おばあちゃんの言葉はどこか親しみが持てて、田舎のおばあちゃんをイメージさせるような温かい言葉ですよね。
引っ越し後の大掃除では、皆におはぎをふるまうなど、おばあちゃんの人柄を感じさせるシーンです。
おばあちゃんには謎の部分もあります。
まっくろくろすけの正体を知っていましたし、昔はまっくろくろすけが見えたそうです。
もしかして、おばあちゃんも昔はトトロに会っていたのかもしれませんね。
となりのトトロ|カンタのおばあちゃんはサツキ達とどんな関係?

おばあちゃんとサツキ達には血のつながりはありません。
サツキ達の家の管理人で、引っ越してきて初めて会いました。
しかし、お母さんが入院していることや、普段お父さんも忙しいなど草壁家の内情を知っていたということもあると思いますが、自分の孫のようにサツキ達をかわいがっていますし、2人にとっても本当のおばあちゃんのような存在だったでしょう。
お母さんが帰れなくなってしまった時も、そしてメイが迷子になった時も、サツキは一番に相談していました。
メイのサンダルが池から見つかったシーンでは、念仏を唱え祈るシーン。
本当に心の底から不安だったのでしょう。サツキにサンダルを差した手が震えていました。
そしてエンディングでは、メイが見つかった時涙していましたね。
本当に2人を、孫のように大切に想っていりことが分かるシーンです。
となりのトトロ|カンタのおばあちゃんの娘時代は女中奉公をしていた?

おばあちゃんは昔、女中奉公をしていて、その勤め先が草壁家が越してきた家でした。
サツキ達の家は、以前奉仕していた奥様が療養していた家だったのです。
以前お屋敷勤めをしていたおばあちゃん。お屋敷の奥様は結核を患っていたそうです。
療養のため自然豊かな土地を探していたこと、そしておばあちゃんの嫁ぎ先が松郷であることから、奥様はおばあちゃんを頼って松郷に来たそうです。
療養部屋は、まっくろくろすけが出た部屋。
おばあちゃんは奥様の看病中にでも遭遇したのでしょうか。悲しくも、奥様は完治することなく帰らぬ人となりましたが、以後管理人としておばあちゃんが家を守っているようです。
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まとめ:カンタのおばあちゃんについて
おばあちゃんとサツキ達の関係について紹介しましたが、いかがでしたか。
血のつながりはなかったとしても、サツキ達がおばあちゃんをいつも頼りにしていたことや、反対におばあちゃんも2人を孫のように大切にしていることが伝わってきますよね。
これは憶測ですが、2人がおばあちゃんの思い出の場所で笑って暮らしているのも嬉しいことだと思います。
奥様は結果亡くなってしまいましたが、その後もずっと大切に管理していたことから、奥様への気持ちも感じます。
そこで生活する家族に、特別な想いを抱いたのではないでしょうか。
今ではご近所付き合いが減り、となりの家の住人でさえ顔が分からないことがあります。
今の日本に失われつつある大事なものを、おばあちゃんとサツキ達の間には感じませんか。