崖の上のポニョ

崖の上のポニョ|赤ちゃんが泣くシーンに込められた意味を考察!赤ん坊は病気?

スタジオジブリ長編アニメーション「崖の上のポニョ」。

本作のシーンの中で、このシーンは何の意味があるのだろうというシーンがあります。

それは、ポニョと宗介が、船で母親のリサのところに向かう途中に赤ちゃんと遭遇するシーンです。

このシーンにどんな意味があるのか考察してみました。

崖の上のポニョ|赤ちゃんが泣くシーンをおさらい

荒れに荒れた一夜が明け、宗介の町の多くは海に沈んでしまいました。

宗介とポニョは、ロウソクの火により、水蒸気を発生させ、その力で進む宗介のおもちゃ船をポニョが魔法で大きくし、それに乗って、リサを探しに出かけました。

道中で2人は手漕ぎボートに乗った夫婦と出会います。

 

女性の腕には産まれたばかりの赤ちゃんがいました。

ポニョは不思議そうに赤ちゃんを見ています。泣き出す赤ちゃんにポニョは、リサが作っておいてくれたスープを差し出しますが、赤ちゃんはまだ飲む事が出来ません。

宗介とポニョは先に進もうとしますが、ポニョはずっと赤ちゃんが気になっています。

 

船が進み始めた瞬間、ポニョは赤ちゃんのところへ水の上を全速力で走って向かいます。

そしてポニョは赤ちゃんに顔をギューと押し付けた途端、赤ちゃんは泣き止みます。

泣き止んだ赤ちゃんを見てポニョも安心したのか、夫婦と赤ちゃんに別れを告げ、笑顔で宗介の元に戻ります。

崖の上のポニョ|赤ちゃんが泣くシーンに込められた意味

この赤ちゃんのシーンについて、色々と憶測が飛んでいます。

このシーンを説明するためには、まず本作について知らなければいけません。

まず本作は、子供向きには、癒し系の長編アニメーションのように見受けられますが、大人向けには、死後の世界を表した作品となっています。

 

作曲家の久石譲も、本作を死後の世界をイメージして作曲に取り組んでいたとインタビューに答えています。

本作が死後の世界を描写しているのは、大時化による津波で町が水没してからです。

死後の世界だからこそ、絶滅した海の生物が登場したり、歩けなかったお婆ちゃん達が歩けるようになっていたのです。

 

確かに町が水没してから、現実の世界ではあり得ないような状況が起きていました。

宮崎駿がアニメだからあり得ない事を描写しても良いと考えているとは個人的には思えませんでした。

だからこそ、町が水没してからは、別の世界(=死後の世界)を描写していると思われます。

 

ではあの赤ちゃんのシーンはという疑問に関してですが、実は公式設定において、この赤ちゃんの両親は「大正時代の人」となっています。

つまり既に亡くなっているのです。

そしてこのシーンは、赤ちゃんと一緒に船に乗っていることから、三途の川を渡っている最中である事が連想され、それを描写していると考えられます。

崖の上のポニョ|赤ちゃんは病気だったのか

さて上述した話と多少は重複しますが、三途の川を渡っていたであろう夫婦の赤ちゃんはなぜ泣いていたのでしょうか。

それは、病気では無く、まだ赤ちゃんが成仏していなかったため(=亡くなってからずっと両親に会えず彷徨っていたため)と考えられます。

 

ではポニョが顔を押し付けた事によって、なぜ泣き止んだのでしょうか。

実はポニョの本名は、ブリュンヒルデと言います。

この名前は、北欧神話に登場する戦乙女ワルキューレの長女の名前です。ブ

 

リュンヒルデの役割は「死者を黄泉に導く」ことです。

その事から推測できる事は、つまりポニョが赤ちゃんに顔を押し付けた事によって、赤ちゃんは無事に成仏する事ができ(=両親のもとに送られ)、安心して泣き止んだと考えられます。

ポニョって可愛い割に重要な役割もあったんですね。

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まとめ:崖の上のポニョの赤ちゃん

赤ちゃんのシーンは、ポニョのブリュンヒルデの役割を説明するために必要なシーンだったんですね。

このシーンは、子供から見れば、ポニョが赤ちゃんをあやして安心させてあげたと受け取ることが出来ます。

このようにひとつの描写で、年齢により異なる解釈が出来る描写が出来るのは、さすが宮崎駿氏だなと思いました。緻密に考えられた製作能力に脱帽です。

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