皆さんはジブリ作品の猫の恩返しをご存じですか?
この作品は、「耳をすませば」で人気を博した猫の人形バロンをアニメ化した、スピンオフ作品となっています。
しかしこの作品は、高評価の人がいる一方で、つまらないと感じている人もいるようです。
ここでは、猫の恩返しがつまらないといわれる理由と魅力についてジブリマスターの私が紹介していきます。
猫の恩返しがつまらないと言われる理由

猫の恩返しがつまらないと言われる理由は以下の2つが挙げられます。
- 恋愛描写が中途半端
- メッセージの意図が分からない。
細かく分けるともっとありそうですが、大きくはこの2つについて主張をしている人が多いかと思います。
一つずつ解説していきます。
恋愛描写が中途半端
恋愛描写が少しはあるものの青春ファンタジーというほどではないという意見がありました。
女子高生の吉岡ハルは、現実世界では町田に恋をしていましたが、女性といるところを目撃してしまい失恋気分。
しかし、下校途中に猫を助けたことから、人間から猫の姿へと変えられ、猫の国でルーンとの結婚を強制的に進められてしまいます。
この時点で、なぜハルとルーンを強制的に結婚させなければならなかったのかという
問題が残るようです。
また、物語が進むにつれてハルはバロンに恋心を抱いていきますが、特にハルとバロンが両思いになるわけでもありません。
この点から恋愛描写においては全体的に中途半端でつまらない印象を持たれたのではないでしょうか。
メッセージの意図が分からない
「自分の時間を生きる」というメッセージが何を伝えたかったのか分からなかったという意見がありました。
解釈は人それぞれ異なると思いますが、メッセージが伝わりにくいというのは、観る人につまらないという印象を与えかねません。
また、年齢が低すぎると作品の解釈が難しく、また大人が観るほどの内容でもないという意見もあり、どの年齢層をターゲットにしたのかわからないという声もありました。
猫の恩返しが好きな理由

とにかくバロンがかっこいい。
バロンの魅力は主に2つあります。
1つはやはり立ち振る舞いです。
姿は猫ですが、白いタキシードにシルクハットを被っていて、英国風の姿がとてもかっこいいです。
また、剣術に長けており、見事な剣さばきでハルを救った場面や、ハルをお姫様抱っこで、猫の国を脱出する姿は、観ている私までドキドキしました。
2つめは、猫なのに顔がかっこいいという点です。
ふつう、猫の顔は、真ん丸な目でかわいらしいというイメージを持つと思います。
しかし、バロンは目が大きくキリッとしていて、鼻や口も小さく、比較的シュッとした顔で描かれています。
作中には色々なな猫が出てきますが、別格でバロンの外見がかっこいいところがぜひオススメしたいところです。
名言が多い
作中には名言が多くちりばめられています。特に私が好きなセリフは、
ハルの
「私、間違ってなんかいなかった。猫を助けたことも迷って苦しんだことも、みんな大切な自分の時間だったんだ」
というセリフです。
このセリフは、今までずっと猫を助けたことを後悔していたハルの気持ちが変化し、今まで体験したことすべてに意味があったんだと気づくことができたからこそ出てきた言葉だと思います。
私も、今まで迷ったり後悔したことがたくさんありますが、自分の人生を生きる中で大事な経験だったんだなと気づかされました。
猫の恩返しの魅力はココ!

- バロンの紳士的なカッコよさ
- いろいろな場面でハッと気づかされる名言
が先ほど好きなところでも書いた魅力ですが、もう一つ魅力ポイントがあります!
それは、
「声優陣が豪華」ということです!
主役のハル役に池脇千鶴さん、バロン役に袴田吉彦さんが出演しています。
その他にも、山田孝之さんや渡辺哲さん、ハルの母親役には岡江久美子さんなどが出演しており、豪華な声優陣によって迫力のある映画になっていると思います。
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まとめ:猫の恩返しの評判について
ということで、猫の恩返しについて、つまらないといわれる理由と、魅力についてまとめました。
いかがでしたでしょうか?
つまらないという声もありますが、魅力がたくさんつまった作品です。
家族や恋人、友人たちとぜひ一度観てみてはいかがでしょうか。