風の谷のナウシカには個性豊かな動物がたくさん登場してきますよね。
架空の動物なのか、現実に存在している動物なのか気になる動物も多くいます。
そこで、こちらではユパの鳥であるトリウマについてフォーカスを当てて解説していこうと思いますのでぜひ最後までご覧ください。
風の谷のナウシカ|ユパの鳥・トリウマとは
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トリウマの質感はカラスっぽくあってほしい学派です pic.twitter.com/uaTCobYt9b— どんぐりやさん (@glassdonguri) April 2, 2021
ユパとはどうゆうキャラクターで描かれている人なのか、そのユパが乗っているトリウマとは一体どのような動物なのかご存知でしょうか?
まずユパとはどうゆう人なのか説明します。
本命は、ユパ・ミラルダです。
ジブリ史上最高の「渋いおじさんキャラ」のランキングでは、2位を獲得するほどのキャラクターで描かれています。
ですが年齢は見た目よりかなり若く、なんと45歳です。
腐海辺境一と称される剣士ですが、争いを好まず、民からの人望も厚い人格者です。腐海の謎を解き明かすための旅を続けており、強さだけでなく深い教養も兼ね備えた人物です。
そんなユパが争いを求めないのは理由があります。
それは、戦後の急激な高度経済成長は、高度で文化的な生活様式をもたらした一方、大気汚染や水質汚濁などの公害問題が発生するのです。
1970年代には日常生活から引き起こされる都市生活型公害で、一般市民も環境破壊の加害者となっていた。
そして1972年に採択された「ストックホルム宣言」以降、天然資源の枯渇、地球温暖化、オゾン層の破壊と、環境汚染は地球規模で問題視されるようになっていくからです。
このような環境汚染のことが描かれているのが「腐海」と言われる村です。ユパは村がこれ以上死んでしまわぬようにと争いを好まなかったのが理由です。
そんなユパは、帽子とマントが似合う渋さ極まった外見をしていますが、実は帽子の下には若々しいモヒカン頭が隠れており、絶妙なギャップがたまりません。
原作である漫画版では、ある人物をかばって壮絶な最期を遂げるのも印象的ですよ。
ユパはナウシカの父であるジルの旧友であり、ナウシカの師匠でもあります。
そのユパが乗っている動物が、トリウマとも言われている「カイ(♂)、クイ(♀)」です。
カイは、ナウシカの出陣に際してユパから贈られたトリウマです。
サパタ城攻防戦にて奇跡の活躍を見せナウシカを救った後、死亡してしまう。
ナウシカにとっては友と呼ぶべき存在でした。
クイは、カイと共にユパの愛馬であった。トリウマ。
トリウマには離れた仲間の身に危険が及ぶと卵を産むといわれています。
その為、カイの死後、クイが卵を産んでいます。
風の谷のナウシカ|トリウマのモデルとなった動物
今日は #国際生物多様性の日
生物の多様性が失われる危険について考えることは大切ですね💡
HANSAでもぬいぐるみを製作している、人間のもたらす影響により絶滅した「#オオウミガラス」と「#ドードー」のことを調べました🌱
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— HANSA(ハンサ) (@HANSA_CANAL) May 22, 2020
皆さんはユパが乗っていたトリウマとはどのような動物で、トリウマのモデルとなった動物が今は存在するのか、どのように存在していたのかご存知でしょうか?
このトリウマのモデルになったのは宮崎駿監督が「絶滅したドードー鳥」をモデルに作りました。
ドードー鳥とは、16世紀末にインド洋に浮かぶ島国モーリシャスで発見された鳥です。
大きさは約1メートル程あり、ずんぐりした体型で重さが20キロほどあったそうです。
このような体型ですが、肉食ではなく木の実や果実、種子などを餌として食べていました。
また、先祖のハトと同じく群れで生息していたそうです。
そんなドードー鳥が絶滅してしまったのは理由があります。
天敵0の島で進化してきたので、怖いもの知らずで警戒心が薄く、人を恐れない。
地上に巣を作くるという習慣があり、ネズミ、豚、犬など人間によって持ち込まれた外来種が来て卵を食べられてしまった。
このように警戒心0のドードー鳥は人間による森林の伐採や開発によって生息域は激減し、1681年ついに絶滅。
発見からわずか83年でドードーは絶滅してしまいました。
風の谷のナウシカ|トリウマとチョコボはどっちが先?
チョコボ#FF14 pic.twitter.com/NpezxqJYt4
— 🥣@Unicorn (@Okayuyu_Kayu) May 17, 2021
風の谷のナウシカに出てくるトリウマとジブリには全く別のキャラクターのチョコボが似ている、どっちがパクリをして描かれていると勘違いしている方はいませんか。
まずチョコボとは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する二足歩行の架空の鳥で、シリーズを代表するマスコットキャラクターです。
ゲーム中では乗り物として扱われることが多いそうです。
また元ネタはチョコボールのキョロちゃん。鳴き声「クエッ」も同じです。
そのファイナルファンタジーのリリース日は、1987年12月18日。
一方、風の谷のナウシカは、1984年3月11日がナウシカの公開日となっています。
なので先に描かれているのは、約3年程早い風の谷のナウシカであるとわかります。
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まとめ:風の谷のナウシカのトリウマ
ユパの鳥トリウマの2匹はもう絶滅した生き物で描かれています。
宮崎駿さんはチョコボというキャラクターのパクリをして描かれたと噂されていたが、きちんと自分が選んだ動物でアニメのキャラクターが作成されています。
しかも、ファイナルファンタジーのチョコボを作成した方も元ネタがチョコボールのキョロちゃんだと話されているので確実に違うことがわかります。
今回ジブリ好きで普通にTVや映画をみるだけで楽しんでいた私はわからなかったことや、見過ごしていたこと、宮崎駿さんが知らせたかったことなど直接調べなければわからないことが沢山あったので知れてよかったと思います。