宮崎駿監督といえば『ジブリ』ですが、子供から大人までとても人気があります。
ジブリの中で『耳をすませば』もその人気作品の一つになります。
今回は、『耳をすませば』の映画(ジブリ)と原作について解説していきます。
耳をすませば|作品のあらすじをおさらい
『耳をすませば』は1989年8月号から連載少女漫画(りぼん)で4回にわたり連載されましたが、当時のりぼんとはイメージが違うということから完結しました。そして映画として誕生したのは1989年の夏になります。『耳をすませば』は読書好きな月島雫(主人公)がよく行く図書館で夏休みに何冊か本を借り、雫の借りた本の貸出カードに全て同じ名前があることに気づきます。その名前(天沢聖司)が気になり夢見る雫は天沢聖司について考えようになります。
ある日、雫のそばに猫が現れ雫は興味深々で後について行きます。猫は宇宙屋というお店に入っていき、雫もつられるように入っていくとある置物(バロン)に目がとまります。そこにおじいちゃん(西司郎)が来て仲良くなります。雫はそのお店に通うようになり、その宇宙屋のおじいさんが天沢聖司の祖父と知ります。
そこで宇宙屋で天沢聖司と出会い、雫は小説を書くようになります。そのお店にあった置物(バロン)をイメージした小説を書き上げ、聖司の祖父に見せると同じ内容が書かれていた小説自分の目標が見つかります。2人の初恋と青春をさまざまな形でつづられています。『耳をすませば』は、原作と映画の違いがあります。その原作と映画の違いについて説明していきます。
耳をすませば|映画と原作の違いを調査

『耳をすませば』の映画と原作の違いについて比較していきます。
原作
月島 雫(つきしま しずく) |
中学1年生 |
読書好きの夢見る少女
|
天沢聖司(あまさわ せいじ) |
中学1年生 |
しっかりもので自分に厳しい 将来の夢は画家 |
月島 汐(つきしま しほ) (雫の姉・聖司の兄と同級生) |
大学1年生 |
しっかり者で行動的 雫の性格に少しイライラし喧嘩をしてしまう |
天沢航司(あまさわ こうじ) (聖司のお兄さん) |
高校1年生 |
優しい性格でいつでも笑顔 |
映画ジブリ
月島 雫(つきしま しずく)
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中学3年生 |
ファンタジー好きな陽気な性格 |
天沢聖司(あまさわ せいじ) |
中学3年生 |
好きな子には素直になれない照れ屋 将来の夢はヴァイオリン職人 |
月島 汐(つきしま しほ)
|
高校生 |
マイペースで優しい性格 雫との関係も順調 |
天沢航司(あまさわ こうじ) |
原作のみ登場します。 |
耳をすませば|原作と映画の違い

原作と映画の違いはこちらです!
- 雫の姉と聖司の兄は付き合っています。
- 雫の母親は原作ではうっかりもので雫のような性格でしたが、映画ではしっかりしていて雫に口うるさい性格
- 『耳を澄ませば』といえば「カントリーロード」思い浮かびますが原作ではありません。
上記では3つ挙げましたが、他にも探せばまだあるかもしれません。
他にも「こんな違いがあるよ!」と知っている方はぜひコメント欄で教えてくださいね。
耳をすませばの原作映画の結末は?
早朝に中学生の雫と聖司は飛行船見に行きます。そしてお互いの気持ちを確かめようにそこで結婚の約束をします。
そしてお互いの将来の目標に向かって進んでいくようなはっきりとした結末は語られていません。
これからの2人の行方が…。結末は幸せであることを願っていたいですね。
耳をすませば|原作漫画おすすめシーン

オススメシーンはなんといっても雫が宇宙屋を発見してとりこになっていく様子を描いたシーンでしょう!
いきなり雫のそばに現れた猫に連れられるように入った宇宙屋で優しいおじいさん(西司郎)と出会います。
そして雫は何故か気になる置物を見つけます。
西司郎とその置物(バロン)との出会いについて語られる場面が奥深く感動します。
(バロンは戦前、ドイツ留学の時に持ち主に無理をいって譲ってもらった貴婦人と猫の人形セットの置物)
ジブリ作品を無料で見る裏ワザ
アニメや映画は動画配信サービスを利用すれば無料で見れる方法がありますが、ジブリ作品を取り扱っている動画配信サービスはありません。
しかし、とある裏ワザを使えば、動画配信サービスじゃなくても『耳をすませば』の映画を無料で見れる方法があります。
もちろん、合法なのでご安心を^^
ジブリ作品を無料で見たいという方はこちらの記事で解説しているのでご確認ください。

まとめ:耳をすませばの原作と映画の違い
『耳をすませば』は原作では2人のピュアな初恋が描かれて、映画では雫と聖司のリアルな深みのある青春と恋愛が物語となってあります。
原作とは違い夢みている恋とは違い、映画は将来の希望とお互いの願いが感じられるような気がします。
同じストーリなのにまた違ったストーリに描かれていて2度楽しめるような気がします。
その違いと結末が気になる作品です。是非ご覧ください。