スタジオジブリ長編アニメーション「魔女の宅急便」。
本作の主人公であるキキが魔法を使えなくなった際に、心の支えとなったのが、絵かきの女の子です。
お姉さん気質の彼女がいた事で、キキが、また魔法が使えるようになったと言っても過言ではありません。
ここではその絵かきの女の子について紹介していきます。
魔女の宅急便|画家・絵描きの女の子の名前は?

絵かきの女の子の名前は「ウルスラ」という名前で、森の中で絵を描くことに没頭している19歳の少女です。
ウルスラという名前ですが、実はこの名前は劇中に一度も出てきません。
作品中で名前を呼ばれることも、自己紹介をすることもなく、エンドロールにも名前がないのです。
ジブリの公式設定でウルスラとされており、作品を見ただけでは、彼女が何者なのかを把握することは不可能なのです。
本作では、魔法が使えなくなったキキの精神的な支えとなる重要なキャラクターにも関わらず、作中内での情報が少ないのが意外です。
キキを際立たせるためにあえてそうしているのかもしれないですね。
魔女の宅急便|ウルスラの生い立ちについて

ウルスラの生い立ちについては、公表されておりません。
そこで作中から色々推測してみました。
唯一、キキがウルスラの家に遊びに来たときに、ウルスラの過去を知る事が出来るシーンがありました。
そのシーンでウルスラは、「キキくらいの時に絵かきになろうと決意した」と言っています。
キキは13歳で、ウルスラは19歳のため、約6年ほど絵かきを続けている事がわかります。
また、夏の間は森の中の小屋にいると発言していたことから、別の家がある事がわかります。
その家が実家なのかどうかわかりませんが、19歳で家を2つ持っているとは考えにくいため、森の中の小屋は、ウルスラの両親の所有物なのかもしれません。
そう考えると、家を2軒持つ裕福な家庭の出身である事が推測されます。
原作からウルスラの情報を探しましたが、原作においてもウルスラの紹介は少なく、絵描きさんとしか登場していません。
また原作ではそこまで重要なキャラクターではなく、キキが対応したお客さんのひとりという位置付けとなっていました。
魔女の宅急便|劇中で食べてたお菓子を全て紹介

ウルスラがお菓子を食べているシーンは、作中に2回描写されていました。その2回のうちに各1種類のお菓子を食べています。
まず1回目は、ウルスラがキキの家を訪ねたときです。
そこでウルスラは、キキから長方形の板状の物に茶色物が乗ったお菓子をもらっています。
おそらくあれは、チョコレートの乗ったパンではないかと思われます。
ウルスラが食べる際に、クッキーのような硬い物を食べるような食べ方ではないため、比較的柔らかい物だと思います。
エクレアみたいな物ですかね。
そして、キキはパン屋の上に住んでいる事から、パン屋で購入した(またはもらった)物ではないかと思われます。
2回目は、ウルスラの家にキキと一緒に向かう際のバスの中です。
バスの中でウルスラは口の中に含んでいた何かを風船のように膨らませていたので、風船ガムを噛んでいたと思われます。
キキの世界で、風船ガムに似た別の食べ物があるかもしれませんが、私達の世界で連想できるものは風船ガムかと思います。
スポーツ選手の中には、集中力を上げるため、ガムを噛む選手がいます。
芸術家としての集中力を上げるため、ウルスラも常備しているのかもしれないですね。
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まとめ:魔女の宅急便のウルスラについて
本作において、ウルスラはそこまでキャラクターの情報が描写されておりません。
エンドロールにも出ないほどの扱いです。
しかしそれは原作を倣っているのかもしれません。
原作では、多くのお客さんの中の1人としてウルスラが描かれており、アニメにおいても、キキに焦点を当てるため、ウルスラを多くの脇役の中の1人として宮崎駿氏は描写したかったのかもしれませんね。