スタジオジブリ長編アニメーション「魔女の宅急便」。
本作の主人公であるキキの魔女としての能力は、母親から伝授されたものです。
本作では、母親は登場しますが、多くは描写されていません。
しかし、キキの起源となる重要なキャラクターである事は確かです。
ここではキキの母親について紹介していきます。
魔女の宅急便|キキのお母さんの名前や年齢は?
キキのお母さんはコキリという名前で、年齢は37歳です。
劇中では名前を呼ばれる事はなく、自宅前の案内板に「魔女にご用の方は ベルを鳴らしてください コキリ」と書かれているので、名前はコキリとわかります。
膨よかな体型で、茶色の肩まである髪の毛を黒のバンダナで縛っており、黒のドレスに大きな白いエプロンを身に纏っています。
キキの服装は、母親から影響を受けているのかもしれません。
魔女の宅急便の世界では、魔女の正装が黒い衣服を纏うことかもしれないですね。
コキリは、魔女として優れた力をもっていますが、「空を飛ぶ魔法」と「薬草から薬を作る魔法」しか使えません。
作中でコキリは、この2つのうち、キキに空を飛ぶ魔法しか教える事が出来ず、薬草を作る魔法を覚えさせられなかった事を心配しています(キキが空を飛ぶ魔法しか身につけられなかったというのが正確ですが)。
娘思いの暖かく包容力のある優しいお母さんです。
魔女の宅急便|コキリの病気説はどこから浮上した?

ネット上では、コキリは病気なんじゃないか説が浮上しています。
作中では、序盤とラストのほんの数分しか登場していないにも関わらずです。上記のような説がどこから来たのか調査をしてみました。
調査の結果、明確な理由はわかりませんが、どうやら原作で、コキリが病に倒れる描写がされているようなので、そこから説が、浮上したのではないかと考えられます。
病に倒れたのは、時間軸でいうと、アニメのその後です。
キキがコリコの街で、仕事も安定し始め、トンボとも親密になってき始めた頃、母のコキリが風邪で倒れたという連絡が入り、キキは慌てて故郷へ帰ります。
上述したように、コキリは薬草から薬を作る魔法が使えます。
そのため、ちょっとした風邪なら自身の薬で何とか出来てしまうコキリが倒れたと聞き、キキは不安に押しつぶされそうになっていました。
必死の看病の甲斐あって、無事コキリは回復します。
上記の内容は、原作「魔女の宅急便 キキの恋(第4巻)」に描写されており、この部分が派生して、上記のような説が広まったのではないかと思われます。
魔女の宅急便|コキリが作っていた薬について

重複しますが、コキリは薬草から薬を作る魔法が使えます。
コキリは、その魔法を使って、町の人々に薬を作ってあげることを仕事としていました。
コキリの作った薬は町の人たちにはとても評判がよく、作中では描写されておりませんが、コキリは、調合した薬を箒にまたがって空を飛び、町の人に届けていたようです。
コキリの家は、壁面いっぱいにシダ植物が纏っており、家の中は植物園のように様々な植物が育てられています。
草花に囲まれた中で薬草から薬を調合している姿はまさしく魔女ですね。
作中でも薬を調合しているシーンが描写されていましたが、基本は失敗しており、黒煙が試験管からもくもくと出ていました。
成功しているシーンが描写されていないため、本当によく効く薬なのかは怪しいですが、原作ではそのように記載されています。
アニメで失敗描写が多いのは、薬の調合の難しさを描写するために、ジブリ側が敢えて、そうしているのかもしれません。
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まとめ:魔女の宅急便のコキリについて
母親のコキリですら魔女の能力は2つしかないんですね。
魔女の宅急便の世界では、もしかしたら、空すら飛べない魔女もいるのかもしれません。
そうなると魔女っぽくないですね。アニメのその後で、キキはコキリのような薬の調合が出来るようになるのか、それとも他の魔法が使えるようになるのか、気になる方は原作を読んでみてください。