大人の魅力が詰まったジーナは、今まで3人の飛行艇乗りと結婚していましたが、戦争によって全員と死別しています。
また、未亡人となったジーナはその後、ポルコと結婚したのでしょうか？
今回は、ジーナの悲しい過去とともに、ポルコとの結婚についての予測を解明していきます。
紅の豚｜ジーナのプロフィール
紅の豚のヒロインでもある、マダム・ジーナは、アドリア海に浮かぶホテル・アドリアーノの経営者です。
また、シャンソン歌手でもあり、ホテルのレストランでは、夜になると歌を披露します。
ジーナの優しく低い歌声は、まるでアドリア海を表すように、包み込むように聴いた人々の心を魅了し続けています。
ジーナが持つ聡明さと色気は、多くの人を虜にし、まさに皆のマドンナのような存在です。
レストランの中では、空賊の間でも、敵も味方も関係なく、皆純粋にジーナの歌声を聴きに足を運ぶのです。
また、ポルコとは古くからの幼馴染でもあります。
作品の中で出てくる登場人物の誰よりも、ポルコと一緒にいる時間が長いのではないでしょうか。
だからこそ、ポルコの唯一の理解者でもあります。
いつからポルコを愛していたのかは、明確にされていませんが、もしかしたら長い間ずっと想っていたかもしれません。
紅の豚｜ジーナはバツサン？結婚相手の3人はどんな人？
ジーナは、かつて3人の飛行艇乗りと結婚していました。
3人とも、ポルコとジーナの幼馴染であり、飛行艇クラブというクラブの仲間でもありました。
まだ戦争などもなかった平和な時代に、飛行艇クラブの5人で様々な場所を旅行をしていました。
そして、ポルコも含む男全員が、ジーナに惚れていたといいます。
ジーナはこの時からすでに、マドンナな存在だったのですね。
1人1人に言い寄られた結果、ポルコ以外の3人と結婚しましたが、結局、3人とも死んでしまいます。
皆、戦争の犠牲となってしまったのです。
ジーナのセリフでもありますが、1人は戦争で命を落とし、もう1人は大西洋で命を落とし、最後の1人はアジアのベンガル地方で命を落としました。
大西洋で命を落とした夫については、詳しいことは作品の中で描かれていません。
アジアで命を落とした夫の悲報は、作品の中で、今日連絡があったとジーナがポツリと言っていました。
「3年待ったわ。もう涙も枯れちゃった。」という発言から、1人ぼっちで亡き夫の帰りをずっと待っていたことがわかります。
また、戦争で命を落としたという夫は、ベルリーニという人物です。
ベルリーニはかつて、ポルコと同じ部隊に所属していました。
そして、ベルリーニとジーナの結婚式では、ポルコが立会人となったということを、ポルコ自身が物語の中で話しています。
幸せな結婚生活も束の間、結婚式を挙げた2日後に、ベルリーニは戦争へ赴かなければいけなくなってしまいました。
そして、そのまま帰らない人となってしまったのです。
愛した人たちを、立て続けに失ってしまったジーナですが、彼女のミステリアスな魅力は、幾度も失恋を経験したからこそなのかもしれません。
紅の豚｜ジーナはポルコと結婚したのか考察
ジーナとポルコは、恐らく結婚はしていないと思います。
ポルコは、今までずっとジーナのそばにいたわけですから、ジーナの悲しみは誰よりも分かっているはずです。
ポルコは、ジーナが飛行艇乗りの自分と結婚をしたら、また同じようにジーナを1人にしてしまう可能性を恐れています。
だからといって、飛行艇乗りをやめるという選択はありません。
飛行艇乗りとして一生を終えることは、死んでいった仲間のためでもあるからです。
また、ジーナ自身も、ポルコに空を飛び続けていて欲しいと思っているでしょう。
なので、結婚という取り決めはしないけれど、お互いを想いあっているというような、いつも一番近い存在であり続けるのではないでしょうか。
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まとめ：紅の豚のジーナについて
大人の魅力が詰まったジーナですが、魅力の裏には涙の過去があるから故だということをお分かりいただけたでしょうか？
紅の豚は、ジーナの存在があってこそなのだなと改めて実感します。
