ジブリ映画「借りぐらしのアリエッティ」に登場するキャラクターであるアリエッティの母親ホミリー。
この映画をご覧になった方の一部では、ホミリーにマイナスのイメージを持たれたようです。
検索上位にも「ホミリー・うざい」などの記事が出てきます。
この記事では、ヒロインであるアリエッティのお母さん「ホミリー」が、なぜ視聴者から「うざい」と思われてしまったのかを考察していきます。
借りぐらしのアリエッティ|アリエッティの母親ホミリーとは

ヒロインであるアリエッティの母親として登場します。公式HPでは、「一家の家事を切り盛りする少し心配性なお母さん」と紹介されています。
年齢は、52歳の設定で、声優は女優の大竹しのぶさんが担当されています。
公式での紹介文では少し心配性なお母さんと紹介されていますが、筆者の感想としては「すごく心配性なお母さん」ですね。
喜怒哀楽の表現がオーバーリアクション気味で、表情もコロコロ変わる見ごたえのあるキャラクターだと思いますが、一部の視聴者からは「口うるさいヒステリーおばさん」なんて言われていたりもするようです。
借りぐらしのアリエッティ|ホミリーのうざい点3選

この記事を読んでいる皆さんが一番気になっている部分、「ヒロインであるアリエッティのお母さん、ホミリーが視聴者からウザいと思われてしまった理由」を3つにまとめてみました。
第一に挙げられるのは、やはり「心配性過ぎる」ということだと思います。
アリエッティが父親であるポッドと初めての「借り」に出掛けるシーンでも、ホミリーは本当にしつこい程心配しており、過保護っぷりを発揮していました。
子供からすれば、楽しみを目前にお小言ばかり言われるのですから、あまり面白くはないですよね。
2つ目は、オーバーリアクションが多いことだと思います。
表情の変化が多彩であったり、動きが大きくてアニメーションとしては
「さすがスタジオジブリ!」
といった感じで見ていて面白いキャラクターなのですが、ストーリーの流れからみると少しやり過ぎに感じるかもしれません。
3つ目は、ホミリーの声優である大竹しのぶさんの演技力によるものだと思います。
放映当時、ホミリーの設定年齢とほぼ同年代ということや、大竹しのぶさん自身のキャラクターと似ているところもあり、素晴らしい演技でした。
画と声の力でホミリーという本当に口うるさいお母さんが誕生したため、一部視聴者から「うざい」と言われてしまったのではないでしょうか。
借りぐらしのアリエッティ|お母さんとしては当然?毒親?

ホミリーのうざいとも思われる過度な心配性ですが、筆者の個人的見解では「当然」だと思います。
借りぐらしのアリエッティの劇場放映当時は確かにホミリーの心配性な言動や、いちいち目立つオーバーリアクションに少し苛立ちを覚えていました。
しかし、この記事を執筆するにあたり劇場放映から11年が経ち、筆者自身が親となった今「借りぐらしのアリエッティ」を見返すと、ホミリーの言動に苛立ちなど感じることもなく、むしろ我が子を心配する親として、共感すら覚えるシーンが多数あるんです。
見る側の立場が変わると、こうも受け取り方が変わるものかと実感しましたね。
子供の立場から見ると、過保護過ぎる「毒親」に思われるかもしれませんが、親の立場から見ると、当然の「心配」だと感じます。
ホミリーというキャラクターは視聴者の立場の違いで感じることは千差万別なのかもしれません。
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まとめ:借りぐらしのアリエッティの母親について
ここまで、アリエッティの母親であるホミリーについてお話してきましたが、筆者の個人的な感想でまとめると、確かにホミリーは過度な心配性です。
子供達からすれば、鬱陶しいお節介だと思います。
しかし、親からすれば子供を心配することは当たり前のことであり、大切に思うほど過度になります。
ホミリーの心配性は愛情と同義なのではないかと思います。