映画

火垂るの墓|清太の本当の死因は?なぜ駅で死んでいたのかや骨を食べていたのかについても

ジブリの名作「火垂るの墓」。高畑勲監督のジブリでの初長編アニメ映画です。

戦争で両親を亡くした清太と節子の兄妹が懸命に生きる姿を描いています。

節子が亡くなってから、清太の行動の不可解な点、亡くなった本当の死因などを考察していきたいと思います。

火垂るの墓|清太の本当の死因

冒頭「昭和20年9月21日夜、僕は死んだ」このセリフと共に清太は神戸三ノ宮駅構内で死んでしまいます。

やせ細った体虚ろな目から、死因は栄養失調による衰弱死である事は容易に想像できます。

お金もなく頼る相手もいない、戦災孤児なら当然の結果だったのかもしれません。

 

ですが本当にそれだけでしょうか?

節子が亡くなってから約1ヵ月後清太は亡くなります。

節子が亡くなる直前、清太は節子の為に貯金をおろして食べ物を大量に買ってきていました。普通にそれらを食べていれば、1ヵ月後に亡くなるなんてことはなかったのではないでしょうか。

 

そもそも、清太は節子を荼毘に付してから防空壕に戻っていません。

もし清太に生きるつもりがあれば、もっと違う行動をとったと思います。

つまり生きる気力がなくなっていた、自殺だったのではないかと考えられます。

 

実際に、駅でうなだれている清太に通行人がおにぎりを置いてくれるシーンでも全く食べようとする素振りをみせていませんでした。

母親を空襲で亡くし、頼りにしていた父親も戦死していた。

そして、ずっと一緒に暮らしていた幼い妹も亡くしてしまい、なんの為に生きていくのかと思ったとしても不思議なことはないと思います。

火垂るの墓|なぜ清太は駅で死んだのか

ではなぜ清太は三ノ宮駅に向かったのでしょうか?詳しい描写は描かれていません。

当時、戦災孤児は駅に多く集まったようです。

雨風が避けられ出入り自由であった、数少ない場所だったのでしょう。

 

人が多く集まりますし、「駅の子」なんて呼ばれ、靴磨きなどの仕事を見つける子供、スリや盗みを覚える子供も数多くいたそうです。

生きる気力をなくしていた清太は、ただ雨風が防げる場所にいただけでどこでも良かったのかもしれません。

 

ただ、節子との思い出が沢山ある防空壕には戻りたくなったのではないでしょうか。

このことから、清太は自分の事を責めていたのかもしれないと想像することが出来ます。

火垂るの墓|清太は駅で骨を食べていた?

亡くなった清太の唯一の持ち物は、節子の遺骨が入ったドロップの空き缶でした。

その空き缶に入っている遺骨が少なすぎると思いませんでしたか。

節子を荼毘に付している時、清太が何かを食べているシーンがあります。

 

制作者側はここで清太は骨を食べている?と想像させたかったのではと考えました。

一部地域では「骨噛み」という、葬儀の場面でお骨を食べるという風習があったそうです。

 

清太の住んでいる地域にそんな風習があったのかは分かりませんが、銀行に行く清太を嫌がった節子に

「これからはずっと一緒や」

と言っていたシーン、遺骨を食べることによってその約束を守るということを表したかったのかもしれません。

 

実際は、単純に節子はまだ幼く栄養失調状態だったので、お骨があまり残らなかっただけかもしれませんが。

これは見ている人の自由に想像していい場面ではないでしょうか。

ジブリ作品を無料で見る裏ワザ

アニメや映画は動画配信サービスを利用すれば無料で見れる方法がありますが、ジブリ作品を取り扱っている動画配信サービスはありません。

しかし、とある裏ワザを使えば、動画配信サービスじゃなくても『火垂るの墓』の映画を無料で見れる方法があります。

もちろん、合法なのでご安心を^^

ジブリ作品を無料で見たいという方はこちらの記事で解説しているのでご確認ください。

あわせて読みたい
ジブリ映画作品を無料で視聴する裏ワザ!ネトフリやアマプラで配信されない理由 ジブリ作品は日本の誇りである映画シリーズです! 『となりのトトロ』、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』など10年以上前に劇場で公...

まとめ:清太の死について

作品を通じて、清太は常に幼い節子を大切に守って生きていました。

節子を生かす為に火事場泥棒をするなど、必死さもうかがえます。

でも、その節子を亡くして無気力状態になります。

きっと節子は清太がいなかったら、もっと早くに亡くなってしまったでしょう。でも逆に清太が生きていく為にも、節子は必要な存在だったのです。

戦争の厳しさと、人はお互いを支えあって生きているそんなことを考えさせられる作品です。

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です