魔法使いの美少年ハウル。
強力な魔法を使えると当時に、何か秘密をたくさん抱えているような気がします。
ハウルは一体何者なのでしょうか。
ハウルの動く城｜ハウルのプロフィール
ハウルはサリマンの後継者にも推薦される程、類い稀な才能をもちながら、弱虫でかつ見栄っ張りな性格の持ち主の27歳。
精神的には未熟者で、サリマンから逃れるために名前を変え存在をあやふやにし、嫌なことから逃れる生活を送っていました。
ハウルは極度の恐がりです。
部屋のいたるところは魔女避けで埋め尽くされています。
外見とは真逆のヘタレの一面ですね。
強い魔法の秘密はカルシファー。
カルシファーに心臓を与える契約で魔法の力を高め、カルシファーを城に縛り付けることで能力を発揮し、生命を共存しています。
使いすぎると元に戻れなくなるほど強力な魔法です。
カルシファーと契約を交わしたきっかけは何だったのでしょうか。
子供の頃は魔法使いのおじいさんの家に住んでいたハウル。
ある日カルシファーが流れ星の様にハウルの手元に舞い降りてきました。
そのままだとカルシファーは地面に落ちて消えてしまうので、ハウルに悪魔の契約をもちかけ、ハウルはその契約にのったのです。
契約内容は、ハウルがカルシファーに心臓を渡す関わりに、カルシファーの魔力をハウルにわたすこと。
そのころから、ハウルは強い魔法を使えるようになり、鳥になったり自由に飛ぶことができるようになったのです。
ソフィーと会う前のハウルは、逃げ腰で臆病、その上ナルシストでもあります。
美しくないと生きていけないと言うハウル。
最初は金髪だったハウルですが、ソフィーが勝手に掃除したことにより魔法が解けて黒髪に。
彼女に振られたときと同じくらいショックを受けていましたが、次第に立ち直り以後そのままの状態でいます。
彼女に振られたとありましたが、ハウルはイケメンです。
噂で、ハウルは女性の心臓を食べる魔法使いということで恐がられていましたが、それはイケメンがゆえに女性のハートを射止めると言うことのようです。
ソフィーと出会うことで、どちらかというとダメダメな性格だったハウルも、次第に人間として成長していきます。
ソフィーは18歳くらいとされているので、10歳も年下の女性におしりを叩かれているのも不思議な気持ちですが。
ハウルの動く城｜ハウルの正体はカラス？
ハウルが魔法を使うときに変身する鳥は何でしょうか。
黒くて大きいことから、カラスやまたはウィキペディアではツバメとも言われていますね。
さらに戦争が悪化し、そこに向かうハウルはカラスでも、燕でもない1本脚の鳥獣になっていました。
この鳥獣の正体は何でしょうか。
燕よりカラスの方が近い気がします。
ジブリ映画はカラスが良く登場しますよね。
しかしカラスとも、ツバメとも言われていて、実態はわかっていません。
ハウルがカラスのような鳥獣に変身できるようになったのはカルシファーとの契約からです。
宮崎駿監督は空を飛ぶものが作中に書かれることが多いですよね。
ハウルは魔法を使うたびに鳥獣に近づいていきますが、それは何を意味しているのでしょう。
ハウルの動く城｜鳥状態が長くなると心をなくす理由
ハウルが魔法を使うたびに、鳥獣に近づいていきます。
カルシファーも、このままでは戻れなくなると警告しています。
ハウルは強い魔法と引き換えに、自分の心臓をカルシファーに与えました。
心臓＝ハート＝心ということでしょう。
ハートがなくなったハウルは、魔法を使うたびに人間離れしていき、いつかは心をなくすということだと思います。
それを意図するように、ハウルが魔法を使うたび、人間離れした獣に近い姿になっていきます。
ハートがないということは、今で言うと「ぽっかりと心に穴があいた人」ですね。
寂しさを埋めるために、町の女の子に声を掛けていたのかもしれません。
しかし、ソフィーからの愛情を感じたハウルはハートを取り戻しました。
荒れ地の魔女も二人をみて「愛だね」と言っています。人間らしくいるためには、ハートが大切なんですね。
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まとめ：ハウルについて
ハウルの正体について検証しましたが、いかがでしょうか。
作中では、ハウルはソフィーと出会うことで人間として成長する姿が描かれています。
魔法を使い過ぎると人間には戻れなくなるとありますが、ソフィーと出会い、呪いが解けたのはぎりぎりだったのかもしれませんね。
