ゲド戦記

ゲド戦記|アレンが魔法の剣を持ち去った理由とは?剣という意味のアレンは何語?

スタジオジブリ作品「ゲド戦記」は、宮崎駿の長男である宮崎吾朗が初監督を務めた作品です。

ゲド戦記と言えばスタジオジブリ作品の中でも、解釈が「難しい」「複雑」という声も多いことと思います。

この記事では主人公アレンと魔法の剣についてご紹介していきます。

「ゲド戦記」をもっと楽しく観られるような記事となっておりますので、最後まで読んでいただけますと幸いです。

ゲド戦記|魔法の剣とは

映画の序盤で主人公のアレンは国王である父親を刺して、魔法の剣を奪って逃げてしまいます。

アレンが奪った魔法の剣は、エンラッド王家の家宝でもあった「セリアドの剣」でした。

「セリアドの剣」を奪い逃げたアレンでしたが、その剣は魔法で鍛えられていました。

 

では、「セリアドの剣」とはどういうものなのか、場面ごとに見ていきたいと思います。

テルーを人狩りから助けたシーン

ホートタウンで人狩りから拐われそうになったテルーを見つけ、助けようとするアレンでしたが、剣を抜こうとしても抜けません。

そこで、人狩りとの会話に注目です。

 

人狩り「この娘がどうなってもいいのか?」

アレン「やれよ。」

 

「命などいるか」と狂気的な様子に人狩りは怯え、結果として追い払うことに成功します。

しかし死に急ぐ様子から自分の命を軽んじているアレンをテルーは拒絶します。

クモの館でハイタカとテナーを助けるシーン

アレンはクモの館に捕らわれたハイタカとテナーを助けるべく、クモと対峙します。

これまで一切鞘から出すことができなかった魔法の剣でしたが、

「お願いだ、抜けてくれ。命のために」

と言うと、すうっとが抜くことできました。

 

その後クモに一撃を喰らわせることができ、燃え消えていきました。

このことから、「セリアドの剣」はただの魔法の剣ではなく、「心の底から命を救いたい」と思わなければ抜けない剣なのではと考えられます。

ゲド戦記|アレンが魔法の剣を持ち去った理由

父親を刺した後、アレンはとっさに魔法の剣を持って逃げていきます。

では、どうしてアレンは魔法の剣を持ち去ったのでしょうか?

そして繊細で真面目な17歳の若者アレンが、どうして父親を刺してしまったのでしょうか。

 

アレンが父親を殺してしまったのは父親を恨んでいたからなどの理由ではないと考えられます。

本作でアレンは

「わからないんだ、どうしてあんなことをしたのか」

「ダメなのは僕の方さ。いつも不安で自信がないんだ。それなのに時々自分では抑えきれないくらい、凶暴になってしまう。自分の中にもう一人自分がいるみたいなんだ。」

とテルーに打ち明けます。

 

全ての人に当てはまることではないかもしれませんが、自分が自分でないような不安な状態を感じたことがあるのではないでしょうか。

 

そのためとっさに父親の持っていた「セリアドの剣」を奪ったのも、

  • これからの旅路で少しでも武器になるものを持っておこうと思った
  • この先、王国へは戻れないため、父親の形見として持っていこうと思った

    という純粋な思いからなのではないでしょうか。

    ゲド戦記|剣という意味のアレンは何語?

    「剣」という意味を持つ「アレン」という言葉は、アレンが生まれ育った故郷エンラッドの言語です。

    また、アレンの真の名である「レバンネン」は、太古の言葉で「ナナカマド」という意味です。

    ナナカマドとは花の一種で、古くから西洋では魔除けの力があると信じらていました。

     

    そのナナカマドの花言葉は、「慎重、賢明」のほかに「私はあなたを守る」という意味もあります。

    とっさに持ち出し、これまでは鞘から抜けなかった剣でしたが、「人の命を守るために抜ける剣」はアレンの心の変化のために必要なものだったのではないかと考えられます。

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    まとめ:アレンと魔法の剣について

    今回はスタジオジブリ作品「ゲド戦記」のアレンと魔法の剣について紹介してきました。

    スタジオジブリ作品の中でも内容が少し難しいと言われる「ゲド戦記」ですが、1つ1つ考えると奥が深いということが分かります。

    また「ゲド戦記」は"限りある命の大切さ"を訴えている作品だとも思います。

    コロナ禍で不安定な状況が続き、命の問題とも向き合うことが以前よりも増えたのではないでしょうか。

    今だからこそもう一度観ていただきたい作品です。

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