2006年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション作品「ゲド戦記」。
原作はアーシュラ・K・ル=グウィンさんの小説「ゲド戦記」で、原案は「魔女の宅急便」や「千と千尋の神隠し」などの作品で知られる宮崎駿さんの「シュナの旅」です。
監督は宮崎駿さんの長男・宮崎吾朗さんが担当しました。
主人公アレンが心に抱える闇との葛藤や人々との出会いによる成長を描いています。
アレンが心の闇を克服する支えになってくれたのがテルーという少女です。
今回は、アレンとテルーの関係について紹介していきます。
ゲド戦記|アレンとテルーは結婚した?

アレンとテルーは物語のラストでクモという永遠の命を手に入れることを目論む魔女を倒しますが、その際にテルーが竜の姿になりかつて竜だった一族の生き残りであったことも判明します。
アレンとテルーは手を握ったり抱きしめあったりとても良い感じでした。
その後、アレンとテルーは結婚したのでしょうか?
結論から言うと、結婚したかどうか明らかになっていません。
そもそも原作ではアレンとテルーは全く関係がない人物なのです。
映画のゲド戦記は小説とは異なったオリジナルストーリーなので、2人が結婚したのかどうか分かりません。
個人的には、結婚してハイタカやテナーとともに4人で幸せに暮らしていたらいいなと思います。
ゲド戦記|アレンとテルーのその後について

アレンとテルーのその後についてはエンディングの時に少しだけ描かれています。
クモを倒した後は、ハイタカとテナーと4人で少しの間暮らしていて農作業をしており、4人で食卓を囲んだりしていました。
食事をしている描写では4人が笑顔で話していて、以前よりも仲良くなったということが分かります。
そして、アレンはエンラッド国王である実の父親を殺して国から逃げてきたことに向き合うことを決意し、ハイタカとともに国に戻って行きます。
なので、アレンとテルーは離れ離れになってしまいました。
小説ではテルーはハイタカとテナーの養子になって3人で暮らすようになったようなのですが、映画ではハイタカは再び旅に出ていってしまったので、テルーはテナーと再び2人で暮らすことになったと考えられます。
ゲド戦記|アレンは竜になったテルーとキスしてる?
物語のラストで竜の姿になったテルーに対してアレンがキスをしているような描写があります。
大きな竜になったテナーが顔をアレンに近づけて、アレンは手を伸ばします。
ここで直接的にキスをしている描写は無いので推測にはなってしまいますが、2人はキスをしていたと考えます。
竜の姿であるテルーにアレンがキスをすることで、テルーの存在を肯定しているのではないでしょうか?
アレンにとってテルーは特別な人です。
アレンが心の闇に怯えていて自分の命すらも投げ出してしまいそうな時に本気で怒ってくれたのは他でもないテルーでした。
そんなテルーがたとえどんな姿をしていようと、受け入れるということをアレンはキスをすることで示していると考えます。
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まとめ
今回はアレンとテルーのその後について紹介しました。
原作ではそもそも2人は会ってすらいないので、どういった関係になって行くのかは宮崎吾朗監督しか分かりません。
しかし、クモを倒してからの2人の行動から考えると、2人がこの後に結ばれることは十分あり得ます。
出会った当初は笑顔がなかった食卓を仲良く囲むようになったり、笑顔で話すようになっていて特別な感情が芽生えているのは間違いないでしょう。
エンラッドに戻ったアレンが父親を殺してしまったという罪を償って、国王の座についてテルーを迎え入れるのか、国を出てテルーの元で暮らすのかは分かりませんが、2人が結ばれる未来が待っているといいなと思います。